2007年12月24日

12月24日イチメン なぜ高騰?小麦価格のナゾ

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今回のイチメンはクリスマスイブにちなんで
クリスマスケーキを作ってみました。

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ところで、このケーキのスポンジに
使われている「小麦」に気になる話があります。

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うどん、パン、パスタ…
これら身近な食べ物に使われている小麦の値段が、
2008年にまた上がりそうなんです。
そこで、今回は「小麦価格の謎」に迫ってみます。

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実は、日本の「輸入小麦」の多くは
輸出国から一度政府が買い取ってから
私たちの元に届いていて
この仕組みを「国家貿易」といいます。

なんでこんな事をしているのかというと
①重要な主食になる小麦を「安定して供給」するため。
②そして「国内の小麦農家を支援」するためです。

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例えば、去年のデータを見ると
政府は1トンおよそ3万円で輸入した小麦を
だいたい4万3千円で製粉業者に売って、
その差益1万3千円を国内農家の支援に回していました。
ところが。最新のデータを見ると、
政府が買い取る価格がおよそ6万円と
なんとわずか1年で2倍に高騰してしまいました。

このままだと国家貿易が赤字になるので
来年にはおよそ7万円まで上げなければ…
という事態なんです。

ではなぜ、こんなにも急激に
海外の小麦が値上がりしたのか。
その原因の1つなんですが…

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今年5月に僕が取材したオーストラリア。
ピーターさんの小麦畑です。
去年は記録的な干ばつだったため
今年種をまくのは一種の「賭け」だと話していたピーターさん。

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そして、今現在この小麦畑がどうなっているかというと…。
ピーターさんと連絡を取ってみたのですが、
残念ですが、今年も雨が少なく収穫はほぼゼロだったそうです。

これで、オーストラリアは前例のない2年連続の干ばつ。
輸出量世界3位のオーストラリアの不作は、
小麦の「供給」が足りなくなるという心配を
世界中に巻き起こしています。

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一方で「需要」は増えているんです。

大きいのはインド、中国など【新興国の経済発展】です。
これらの国で、爆発的に小麦の需要が増えています。

世界の異常気象や新興国の経済発展という
一見、遠い話に思える出来事が、調べてみると
こんなに身近な食卓に直結しているんだと
改めて実感しました。

以上、2007年最後のイチメンでした。

投稿者:櫻井翔

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