2012年01月30日

イチメン 2012年1月30日 米大統領選

アメリカ大統領選挙の共和党の候補者選びが
序盤戦・最大の山場を迎えています。


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集まったのはフロリダ州の共和党支持者たち。
会場には「オバマ大統領は成果をあげていない」と書かれた
看板が掲げられています。

31日の夜から共和党の候補者選びが行われるフロリダ州。
有権者の数も多く「今後の勝敗のカギを握る州」と言われています。

アメリカ大統領選挙は現在どの段階にあるのでしょうか。

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大統領選挙は今年の11月6日に予定されています。

民主党からは事実上、オバマ大統領が出馬することが決まっていますが
対する共和党の候補者はまだ決まっていません。


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現在残っている候補者は4人。
1月から6月まで行われる各州での予備選挙や党員集会を勝ち抜いたひとりが
8月の共和党大会で指名され正式に大統領候補者となります。

これまでにアイオワ州ではサントラム候補が勝利。
ニューハンプシャー州ではロムニー候補が勝利。
サウスカロライナ州ではギングリッチ候補が勝利しました。
2勝をあげた候補がなく混戦模様です。

一体誰が抜け出すのか
世論調査などで有力と言われている2人の候補を紹介します。


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まず1人目は前マサチューセッツ州知事のロムニー候補です。

ロムニー候補はアメリカでも少数派のいわゆるモルモン教徒です。

穏健派で州知事時代に社会保障に力を入れるなど
民主党のオバマ大統領に政治姿勢が近いとみられています。
これが共和党の保守派から支持を得にくい原因とも言われています。

また元経営コンサルタントで「経済通」であることを売りにしています。
自身は富豪でもあるんです。
 
放送ではワシントンポスト紙(2012.1.25)に掲載された風刺画を紹介しました。
「私は失業者の気持ちが分かる」
「私もいま失業している」と言う一方で
見せている書類には「2000万ドルの収入」と書かれていて
投資の利益などでいまだに巨額の収入があることを皮肉っていました。


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そのロムニー候補を猛追しているのが
元下院議長のギングリッチ候補です。

こちらは20年以上も下院議員を務め議長にのぼりつめるなど
共和党を代表する議員のひとりです。

討論に強い実力派との評価を得ています。

しかしダーティーな面もとりざたされています。

放送ではUSA・TODAY(2011.12.30)の風刺画を紹介しました。
ギングリッチ候補は2度の離婚、3度目の結婚は不倫の末で、倫理観を批判されています。
風刺画はそれよりもギングリッチ候補を悩ませているのは
サブプライムローン問題の元凶となったといわれる住宅ローン公社との
不適切な関係があるのではないかと指摘しています。

明日夜から始まるフロリダ州の予備選挙では
戦前の予想ではロムニー候補が優勢とみられています。
どの候補が1歩前に出るのか注目です。


投稿者:櫻井翔

2012年01月24日

イチメン 2012年1月24日 ロンドン五輪

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メーン会場となるスタジアム。
この屋根の部分は不要になったガス管を
再利用してつくられています。

今大会のコンセプトは「持続可能性」。
これは貴重な資源の無駄づかいや大気汚染などを抑え、
次の世代に迷惑をかけないでオリンピックをやりとげるというものです。

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この考え方に基づいてメーン会場はもともと
汚染された工業用地だったところを浄化してつくられ、
大会終了後も公園として利用することがあらかじめ決められています。

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そして8万人収容のメーンスタジアムですが、
大会後2階席から上を取り壊し、2万5千人収容の
サッカースタジアムとして利用できるような設計になっています。

こうした会場づくりは今後のモデルとなりうる試みとして注目されています。

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さらに会場へのアクセスにも環境への配慮があります。
 
大会期間中は、選手や観客の移動をすべて公共交通機関や自転車、
徒歩にすることを目標とし、温室効果ガスの削減につとめる予定です。

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そして今大会でもうひとつ大きなポイントは、 
オリンピックとパラリンピックの運営が統合されたことです。

これまでオリンピックとパラリンピックは
それぞれ別々の組織が運営を行っていました。

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それが今回のロンドン大会では、一つの組織委員会に統合され、
チケット販売から警備まで行います。

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大会のロゴも共通しています。
デザインは地下鉄の東京メトロのロゴを手掛けた
イギリスの企業によるものです。

このイギリス、実はパラリンピック発祥の地ともいわれています。

1948年ロンドンオリンピックの開会式と同じ日に、
ストーク・マンデヴィル病院で車いすの患者によるアーチェリーの競技大会が行われ、
これがパラリンピックのルーツだとされているのです。

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ちなみにこの「マンデヴィル」という名前は
今大会のマスコットの名前にもなっています。

投稿者:櫻井翔

2012年01月16日

イチメン 2012年1月16日 イラン、ホルムズ海峡封鎖?

私たちの生活や企業の活動に欠かせない
“原油”の安定供給がいま脅かされています。

ペルシャ湾のホルムズ海峡では
中東からの原油を積んだ各国のタンカーが頻繁に行き交っています。
日本に向けた原油タンカーも大半がホルムズ海峡を通りますが
今この海峡が封鎖の危機にあるといいます。

その理由はこの数年でもっとも緊張しているという
アメリカとイランの関係にあります。

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イランはあくまで「平和利用目的」だとして核開発を進めています。
しかしアメリカは、イランは「核兵器を作ろうとしている」と経済制裁を強化。

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EUや日本に対してもイランからの原油の輸入を減らすよう呼びかけています。
こうした締め付けに反発するイランは先月末、武力で
「ホルムズ海峡をいつでも封鎖できる」と警告したのです。


海峡が封鎖されると私たちにどのような影響があるのでしょうか。

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マルで囲った場所がペルシャ湾の出入り口、ホルムズ海峡です。
周辺にはクウェート、カタール、サウジアラビア、UAE・アラブ首長国連邦など
世界的な原油産出国があります。
日本はイランからの原油の輸入は1割を切っていますが
この5か国を合わせると実に8割以上にのぼります。


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ホルムズ海峡が封鎖されるとこれらの国からも
原油が届かない可能性があるというのです。

ではイランはホルムズ海峡の封鎖に踏み切るのでしょうか。
複数の専門家は「難しい」とみています。


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というのもイランにとって原油は経済の生命線です。 
自分たちも輸出できなくなれば自国の経済に打撃を与えることになります。
またホルムズ海峡を武力で封鎖した場合、アメリカは軍事行動も辞さない構えです。 
もし両者が軍事衝突した場合、イランの封鎖は数日ともたないとみられています。

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むしろイランの狙いは「海峡を封鎖するぞ」と不安をあおることで原油価格をつり上げ
経済制裁を解除させることにあるとも言われています。

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実際に専門家は、たとえ海峡が封鎖されなかったとしても安定供給への不安から
原油価格は今より20%程度上昇するのではないかとみています。
民間の試算では原油価格が20%上がると日本の企業の収益は15%減るといいます。
この場合、穴埋めとして企業ではコストを下げる必要に迫られたり
また消費者にとっては商品やサービスの値上げの影響を受けることが考えられます。


経済活動に大きな影響を与える原油価格。
その動向に今後も注目です。

投稿者:櫻井翔

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