2013年06月24日

「ネット選挙」とは

いよいよ来月に予定されている参議院選挙。
これまでの選挙戦とは大きく変わりそうです。

参院選から解禁される「ネット選挙」。
街の人はどのくらい知っているのか
東京・有楽町で聞きました。

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Q:「ネット選挙」を知ってますか?

 ○男性・医療関係職(20代)
  「ネット選挙…初めて聞きました」
 ○女性・アルバイト(20代)
 「いや、知らないです」

 ○男性・会社員(20代)
 「いえ、知らないです」
 ○男性・会社員(20代)
 「いや、知らないです」

 ○主婦(30代)
  「ワードは聞いたことがあるけど
   ネットで投票できる…」
  (記者「実は違います」)
  「えっ!?そうなんですか?」

 ○女性・大学生(20代)
 「聞いたことあります。
 候補の人が自分の宣伝をネットを通じてできるようになる」

言葉は聞いたことがあっても
説明できた人はわずかでした。

一言でネット選挙と言っても
インターネットで1票を投じる電子投票のことではありません。
これまで通り投票所へ行って1票を投じるのは変わりません。

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ネット選挙とは政党や候補者が選挙期間中に
インターネットを使って「選挙運動」を行うことを意味します。

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そして私たち有権者も他の有権者に対して
特定の候補を応援する「選挙運動」を行うことが可能になるのです。

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このネットを使った選挙運動で
具体的に何ができるようになるのでしょうか。

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まず政党や候補者はこれまで禁止されていた選挙期間中でも
ホームページやブログを更新することができるようになります。
ツイッターやフェイスブックなどのSNSで
投票を呼びかけることができます。
自らの主張を動画投稿サイトにアップすることもできます。
さらに相手が同意していれば
有権者に電子メールを送ることもできます。

では私たち有権者は何ができるのか。
実はひとつ間違えると罰則を科されることもあり正しい理解が必要です。

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まず「○○候補を当選させよう」といった
ウェブサイトを立ち上げることができます。
SNSで候補者とやりとりしたり仲間と議論することができます。
特定の候補者を応援するプロモーションビデオを作って
動画サイトに投稿することもできます。
しかし有権者は電子メールで
特定の候補者への投票を呼びかけることは禁止されています。
もしこれに違反すると2年以下の禁錮
または50万円以下の罰金が科されます。
候補者から来たメールを転送したり
メールを印刷した紙を配ることもできません。
なお未成年は選挙運動を行うこと自体が認められていません。

このネットを使った選挙について有権者は 
どう思っているのでしょうか。

Q:「ネット選挙」をどう思いますか?

 ○女性・会社員(30代)
  「参考にはなりますよね。
  選挙カーで偶然居合わせれば候補の意見を聞くことができるけど
  居合わせない限りは聞くことができないのもあるので。

 ○男性・会社員(40代)
 「有権者としては色々な党の意見をネットで見られるのであれば
  真夜中でも見ちゃいますね」
  
 ○女性・アルバイト(20代)
  「直接(投票が)できるようになるんじゃないんですもんね。
  あまり見ないですかね、私だったら」

 ○男性・大学生(20代)
  「実際演説してても立ち止まる機会が無いので
  ツイッターとかで回っていればちょっとした機会で見られたり
   選挙が身近に感じられると思う」

有権者の反応は様々でしたが
一方で誹謗中傷や他人によるなりすましが
出てくることも懸念されているんです。
政党や候補者、有権者が
ネットを使った選挙運動を行ってよいのは
公示・告示日から投票日の前日までと決められています。

「ネット選挙解禁」で情報が増える分
どの情報が正しいのか適切に判断することが
私たちに求められそうです。

投稿者:櫻井翔