2013年07月08日

そもそも参議院とは?

参議院選挙の投開票日まで2週間を切りました。
今日は私たちの貴重な1票を投じる上で知っておきたい
そもそも参議院とは何なのかをお伝えします。


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終戦から2年後の1947年4月に行われた
第1回の参議院選挙です。
投票箱は木製で時代を感じますね。
 
それから66年。
次の参議院選挙で23回を数えます。

参議院はどのようにして生まれたのでしょうか。

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東京・永田町にある国会議事堂。
左右対称の作りが特徴的ですが
正面から見て左が衆議院、そして右が参議院です。

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こちら、参議院・本会議場です。
演壇の奥には天皇陛下のお席があります。

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国会の開会式は天皇陛下が出席され
参議院で行うことになっています。

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国会の中に展示されている
「貴族院」と書かれた看板。
かつて参議院はなく、
「貴族院」と呼ばれるものがありました。

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こちらは戦前の貴重な映像です。
当時、議会は「衆議院」と「貴族院」によって
構成されていました。

貴族院の議員には皇族、華族、高額納税者など
限られた人しかなることができませんでした。

参議院が誕生したのは戦後になってからです。
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こちらは1947年、
看板を貴族院から参議院に掛け替える様子です。

民主的な国作りをするために貴族院を廃止して
30歳以上の国民であれば
原則、誰でも立候補できる「参議院」が誕生しました。

では参議院にはどのような役割があるのでしょうか。 
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そもそも国会は法律を作る役割を担いますが
日本は衆議院と参議院の「二院制」を採用しています。
 
法律を作るにも予算を決めるにも
衆参両院での審議が必要です。

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衆議院議員の任期が4年なのに対し
参議院議員の任期は6年。

衆議院には任期の途中でも解散がありますが
参議院には解散がありません。

参議院は任期が長く解散もないため
じっくり落ち着いた議論をすることが期待されています。

一方、衆議院は任期が短く解散もあり
頻繁に選挙があるので
国民の声をより反映しやすいとされています。

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その衆議院で例えばある法案が
過半数の賛成で可決されたとします。
その後、法案が参議院では否決されたとしても
再び衆議院で採決して出席議員の3分の2以上で
可決されればその法案を成立させることもできます。

しかしこの再可決には時間がかかるうえ
参議院で否決される意味は
やはり決して小さくはありません。

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今の国会は衆議院では与党が多数
参議院では野党が多数で
いわゆる「ねじれ」の状態です。

今回の選挙で与党側はねじれを解消して
スピード感を持って政治を前に進めたい立場。
 
対する野党側は
衆議院へのチェック機能を十分に果たすためにも
ねじれの解消を阻止したい立場です。

どちらを選択するのか
私たちの投票にかかっています。

来週は若い人ほど選挙に行ってほしい
その理由についてお伝えします。

投稿者:櫻井翔