放送内容

HATENAVI

2012/05/29 放送
夏でも日焼けをしたくないという美白男子が急増!?

なぜ「美白」にこだわるのかインタビュー

化粧品を扱うお店をのぞくいてみると、男性用の日焼け止めがズラリ!
街でインタビューしてみると・・・

「美白系の化粧水とか乳液とか日焼け止めを毎日使っています。日焼け止めは3時間おきに塗りなおすのが一番良いって聞いたので。」
「爽やかさは断然美白派だと思ってますから。(高校時代)僕は野球部で、友達がサッカー部だったんですけど、ずっと部活の前に日焼け止めを塗っていましたね。半袖なんで白い部分と黒い部分の境目が嫌いだったので」

なんと高校時代、部活の時にも日焼け止めを塗っていたという情報を入手したZIP!取材班は、都内の高校に伺い、さらにインタビューを行った。

どうして日焼け止めを塗るの?

「あんまりゴツゴツしているよりはイイと思います。日焼けをしていると、強気な男のイメージがあるじゃないですか?白いと温かいイメージがあるじゃないですか。男らしくないの?スポーツと日常生活ではまた違うので」

インタビューをする中では、男らしい日焼け肌に憧れるという意見もあったが、10代、20代の男の子たち55人中、33人と半数以上が美白ケアをしていると回答した。

美白男子vs日焼け男子 女性が好きなのは?

女性たちは美白派、日焼け派どっちが好きなのか?
同じ人で普段の白い状態とメイクで肌を黒くした場合、どちらが魅力的か調査した結果。
10代から50代まで、各15人に調査した所、10代から30代は美白派が多いのに対し、年齢を追うごとに日焼け派の男性を好む傾向にある事が分かった。

なぜ年代別に好みが異なるのか?

それは時代を代表する人たちの影響があるようだった。
10代20代が好む俳優は岡田将生さん、瑛太さんや小栗旬さんなど美白派。
対する40代は、自分たちが社会人になり始めた90年代、海を舞台にした大ヒットドラマに主演した反町隆史さんと竹之内豊さんの日焼けした肌が女性達を魅了。
その影響で90年代は「ガングロ」と呼ばれる、日焼けした肌が若い世代で流行。
これらブームの裏には、時代を代表するイケメンの影響があるのかもしれない。

時代の影響の他に、こんな理由も・・・

今の子たちはゆとり教育だったり順番をつけなかったり、その中で育ってきている子たちが社会で出始めているので、一番になる、かっこいい、強いとかマッチョとかいう感覚が弱いと思われる。その結果、「男らしさ」や「たくましさ」より、中性的で身だしなみに気を使う男性が求められるようになったという。
そういう中で彼らが身だしなみとして、キレイでいたいという事が自然に感じられる。
世の男性たちの価値観の変化が根底にあるようだ。