放送内容

HATENAVI

2012/11/13 放送
世界で起った大自然の驚異をナビゲート

大自然の驚異 ファイル1「炎の滝」

今年5月、日本で25年ぶりに見られた金環日食に日本中が沸きました。
日本各地で奇跡の瞬間が伝えられる中、馬場アナウンサーが向かった鹿児島では残念ながら金環日食を目撃できませんでしたが、昨日、日食リベンジを果たすべく、オーストラリアに出発。
いよいよ明日中継で日食の様子をお伝えする予定です。

そもそも皆既日食は、月が太陽全体を覆い隠してしまう現象で、日食が始まると昼間なのに、あたりは真っ暗に。
この皆既日食、次に日本で観測されるのは23年後なんだそうです。

そこで今日のハテナビは、日食直前スペシャル!
40年燃え続ける巨大な穴、そのヒミツとは?
真っ白な大地が一面鏡に変化する驚きの現象とは?
今日のハテナビは「皆既日食直前スペシャル!世界で起った大自然の驚異」をナビゲート。

アメリカ・ヨセミテ国立公園の中にある滝は、一見普通に見えますが、別名、炎の滝とも言われているんです。
炎が滝から落ちているように見えますが、実はこれ夕日が反射して起こる現象。
年に3回程しか見られないという、非常に珍しい光景なんだそうです。

大自然の驚異 ファイル2「炎に包まれる巨大な穴」

大自然の驚異 ファイル2「炎に包まれる巨大な穴」

中央アジア南西部に位置する、トルクメニスタン。
首都アシガバードから北におよそ260キロ程行った砂漠地帯にその穴はあるといいます。
40年以上燃え続けるという、巨大な穴。
砂漠の中に、突如として現れた巨大な穴に近づいてみると、幅60メートル、深さ20メートルの巨大な穴のあちこちから炎が上がっています。
しかも40年以上燃え続けているというのですが、なぜなのでしょうか?

原因は、穴から吹き出る天然ガス。
1971年、地質学者が調査を行った所、岩盤事故が発生しそこからガスが放出。
ガスが充満するのを防ぐため、火をつけガスを燃やしているんだそうです。
しかし天然ガスが底をつくことはなく、なお出続けているため40年以上たった今も燃え続けているんです。

大自然の驚異 ファイル3「天空の鏡」

大自然の驚異 ファイル3「天空の鏡」

ボリビア西部にある小さな街、ウユニ。
ここに「天空の鏡」と言われる場所があるといいます。

そこは標高3760Mに位置する、真っ白く見えるウユニ塩湖。
実は全て塩なんだそうですが、なぜ湖一面、塩なのでしょうか?

ウユニ塩湖はアンデス山脈が隆起した際に、大量の海水が山の上に持ち上がる現象がおこりました。
その後、この周辺が乾燥地帯だった事から海水が蒸発。
塩だけが残った状態なので、一面真っ白に見えるんです。

そんな湖に雨期の間にだけ見られる不思議な現象があるといいます。
まるで雲の中でサイクリングしているように見えます。
鏡のように反射している湖は、雨が降った日にだけ見られる貴重な現象なんです。

大自然の驚異 ファイル4「泡だらけの街」

大自然の驚異 ファイル4「泡だらけの街」

スコットランド第三の都市 アバディーン。
人口20万人のこの街が泡だらけになるとは一体どんな現象なのか?

街全体を覆っている泡。
これは風が強い日に海の不純物、微生物、化学物質などが激しく混ざり合うと起こる、非常に稀な現象なんです。
しかも塩分を含んだこの泡。
車や家などにくっつくとすぐに錆び付いてしまうため、地元の人には少し厄介な現象なのだとか。
しかもこの現象、日本の石川県でもおこっていたんです。

日本では「波の花」と呼ばれているんだそうです。
地元の観光協会に聞いてみると・・・

「主に見られるのは12月から2月の始めくらいでしょうかね。波の花がたくさん出ますと、うずたかく堆積しましてね、3~5mと国道にまで上がってきまして、冬が来たなと感じますね」

大自然の驚異ファイル5「最大1000km以上!?巨大雲」

大自然の驚異ファイル5「最大1000km以上!?巨大雲」

気象図に映る、一筋の線。
何かと言うと、1000キロメートルにも及ぶ事もある巨大な雲なんです。
気象条件が整った時にしか見られない現象で、大きいものだと1000キロメートル以上になるという超巨大雲。
一体どんな時に起るのでしょうか?

気象予報士 岩槻さんに、モーニンググローリーのメカニズムについて聞きました。
「有力な説として考えられているのが、海風と海風の衝突。ぶつかった風は上にのぼる。これが上昇気流なんですけれども、上昇気流ができるとそこに雲ができます」

モーニンググローリーは海風の衝突によって起こる事から、発生する場所の地形も、大切な条件なんだそう。
その発生しやすい地形というのが、海に長く突き出した半島の上空。

実際に世界でもモーニンググローリーの目撃情報が多いのがオーストラリアのヨーク岬半島。
およそ800キロあるこの半島のように、長い半島程、長距離に渡って風が衝突し、巨大雲ができるというんです。

明日、馬場アナウンサーが皆既日食をお伝えする場所はケアンズ。
もしかしたら、皆既日食と共にモーニンググローリー、2つの自然現象を目撃できるかもしれません!