放送内容

HATENAVI

2013/07/05 放送
進化がすごい!昔のおもちゃ

驚くべき進化を遂げた昔のおもちゃをナビゲート

先週、開催された次世代ワールドホビーフェア。
会場には、様々な進化したおもちゃがありました。
紙相撲の進化版は無線で操作して対戦ができるんです。
さらにビー玉はじきも進化。ビー玉の連射が可能になりました。

実は今、昔のおもちゃが続々と進化しているんです!

これまでの野球盤の球は転がるだけでしたが、進化版は球が浮き上がるんです。
タイミングが合うとホームランも打つことができます。

進化したコマは、先端をこするだけで誰でも簡単に回すことができるんです。
さらにロングセラー商品の「黒ひげ危機一発」にも進化版が!
飛ぶ高さが5倍に伸びているんです!

そんな中、特に進化していたのが1980年代に大ブームとなったこの立体パズルです。
時代とともに進化し難易度が上がり続けている立体パズル。
進化版は12面体で892個のピースがありましたが、解けるという人は1人もいませんでした。

では、立体パズルの達人ならば解くことができるのでしょうか?
2007年の世界チャンピオン 中島さんに、まずは通常の立体パズルを解いてもらうと、なんと10秒かからず解いてしまいました!

そこで達人に進化版に挑戦してもらいました。
17分が経過するとピンクなどまとまった色が出現!
38分後にはまとまった色がさらに増えていました。
そして1時間が経過、色はまとまってきましたが、まだバラバラの部分もあります。
達人はトイレにも行かず、ほぼ同じ姿勢のままパズルに集中していました。
そして、なんと2時間5分47秒で解いてしまいました!

一方で1973年の発売から現在でも人気のおもちゃといえばオセロ
「オセロといえばカド」というくらいカドは大切なものですが、進化版のオセロの中には、なんとカドが無いものが!?

カドが2か所無いためパネルを移動することができるんです。
自分の色の石がパネル上にあれば動かすことができて、移動した先でも、はさめれば相手の石をめくることができるんです。

では、この進化版でオセロの達人に一般女性が挑んだらどうなるのでしょうか?

世界ランキング1位のオセロの達人 高梨さん。
その達人に挑むのは、オセロは趣味レベルという小池さん。

まずはどのくらい実力差があるのか、通常のオセロで勝負。
達人が黒、小池さんが白です。
ゲームは達人がどんどんカドをとり優位な展開に。
結果は、達人の黒が57個、小池さんの白が7個で50個の差がつきました。

続いては、進化版オセロで対決。
達人はいつも相手の10手先を読んで勝負するそうですが、パネルが動くと相手の手を読むのも困難なようです。

結果は黒42個、白14個で達人の勝利となりましたが、小池さんも大健闘。
通常のオセロでは7個しか取れませんでしたが、進化版では倍の14個を獲得。
世界トップの達人相手でも実力差を縮められることがわかりました。