放送内容

HATENAVI

2013/08/15 放送
ナツナビ 絶景が魅力の長崎県、九十九島で夏の島巡り!

絶景が魅力の長崎県、九十九島で夏の島巡り!

緑の島々と海の恵みが満載の国立公園 九十九島(くじゅうくしま)は、佐世保中心部のすぐそばにあるネイチャースポット。
島密度日本一の九十九島で島々を巡り、夏の魅力を体験、そして女子に人気のスポットも紹介します。


九十九島の玄関口、西海パールシーリゾートから人気の九十九島クルーズ。
海に近い目線で景色を楽しめる、乗り心地が快適な人気ナンバーワンの船で出発しました。

なんと島の数は208個。ほとんどが無人の小さい島々。
夏休みには、無人島に上陸できるツアーもあり人気となっています。

そこで自然豊かな無人島で様々な発見ができるのは、夏の九十九島の魅力。
心癒されるクルージングでした。

ところで、海の恵みをうけた九十九島を代表する「夏の味覚」とは、いったい何なのでしょうか?

向かったのは海辺に作られた、養殖筏。
九十九島名物は夏の岩ガキ。
栄養満点、獲れたての岩ガキを養殖筏の上でバーベキューで味わえます。
ブランド品として全国に出荷される程の、九十九島のカキ。
栄養満点の海の幸を、雄大な景色の中たっぷりいただきました。

九十九島の海の恵みは美味しい食材ばかりではありません。
入り江では、アコヤ貝の養殖も盛んに行われています。
アコヤ貝といえば「真珠」。

九十九島の玄関口にある水族館「海きらら」では、真珠を使った占いが人気なんです。
いったい何を占ってくれるのでしょうか?

実は真珠にはいろんな色があり、貝をあけるまでその色はわかりません。
取り出した「真珠の色」で恋の運気を占ってくれるんです。
取り出した真珠はアクセサリーに加工ができます。
占いとアクセサリー作り、女性におすすめのスポットです。

さて、この水族館には、もう1つ、この夏人気のスポットがあります。
それは、水族館の人気者、「イルカ同士の空中キャッチボール」!
国内の水族館ではとても珍しい光景。
さらに腕は上達し、今ではなんとイルカの方から「お客さんとキャッチボール」をするようになったんです。
イルカと一緒に水しぶきを浴びながらのキャッチボール、夏はとっても気持ちいいですよ。

続いては、九十九島で人気の有人島「黒島」に足をのばしてみることに。

佐世保市西部の相浦港から1日3便の定期船で50分、黒島に到着です。
九十九島には4つの有人島があり、黒島は人口も面積も最大の島。
歩いているだけでも楽しい黒島ですが、女性に人気のスポットも多い魅力満載の島なんです。

去年オープンした、島のカフェ「みさき」。
島で癒しのひと時を過ごせるカフェなんですが、島ならではのトビウオでだしをとった、あごだしのスープがあるんです!
こだわりはダシだけではありません。
黒島は天然地下水が豊富な島。ミネラル分が多い中硬水は、食材の旨みを引き出します。

また中硬水はコーヒーにも合うと言われているので、この店のコーヒーがお目当てという女性客も多いそうです。

そんな、黒島には「長崎ならではのアート」を堪能できるスポットも。
かつては隠れキリシタンの島だった黒島。
その教会がとくかく素敵なんです。

島のシンボルでもあるこの教会の豪華な造りには、他の教会にはないアートが施されていました。

そして、黒島の名物料理をリサーチ。
伺ったのは、島の郷土料理を教えている中村さんのお宅。
この日は島に伝わる「島豆腐」を教わりました。

まずは「島の海水」を鍋に注ぎます。
沸騰した海水に島の大豆で作った豆乳を入れていきます。
島では昔からお祝いの時に必ず作られていたのがこの黒島豆腐。
昔からの作り方を今もずっと守っています。
豆腐が固まってきたら木箱に入れて押し固めること1時間。
黒島豆腐、何もつけずにそのまま食べるのがオススメ。

そして島のご馳走を食べるなら、民宿に行くのが黒島流。
一流料理店で修行したご主人が、その日釣った魚などを豪快に調理。
そんな島ならではの食事を味わえる立ち寄りランチが今、人気なんです。
メニューはその日の食材次第。
黒島で獲れた海の幸、山の幸をふんだんに使った豪華8品のランチ、黒島自慢の島めしです。