放送内容

HATENAVI

2014/03/31 放送
東京になくて驚いたモノ 子供の遊び編

東京になくて驚いたモノ 子供の遊び編

今も遊びの定番の「だるまさんがころんだ」
東京をはじめ、全国共通の掛け声かと思いきや、関西の人には「だるまさん」でなく「坊さん」が主流。
京都に代表される、より身近な存在の僧侶が、子供たちの遊びに転じられたようです。
調査をすすめると、別の掛け声を使っていた方が、宮城県のアン
テナショップにいるとの情報を入手。

実際に、地元の掛け声を、童心に帰って再現していただきました。「だるまさんがころんだ」ではなく、「車のトンテンカン」と言って遊んでいたんです!
ルールは「だるまさんがころんだ」全く同じですが、なぜ「車のトンテンカン」という掛け声なのか?
その由来を伺うと、鍛冶職人の作業場から響く音から、トンテンカンとなったそうなんです。

今、宮城県では「だるまさん」が主流となり、「車のトンテンカン」で遊ぶ子供が減っているそうですが、昔遊びとして伝えられているケースもあるそうです。


続いては、2組にグループ分けして遊ぶ時に、東京でよく使われる「グーとパーでわかれましょ!」の掛け声。

じゃんけんの「グー」と「パー」で分ける掛け声ですが、さらに東京では、短縮版として昔から定番だったのが「グーパージャス!」
この2種類の掛け声が、東京の常識なんですが、地方の方々に
伺うと、同じ「グーパー分け」でも、言い回しが違って驚いた、というケースが多いことがわかりました。

ところが、大阪の方は「グーとパー」ではなく、「グーとチョキ」で分けるのが常識、という地域もあったんです。
さらに調査を続けると、地方出身者が集まる学生寮で、全く別のチーム分けのやり方に遭遇したんです。

なんと、「グーとパー」でも「グーとチョキ」でもない、手のひらと手の甲で分ける「うらおもて」という方法でした!
じゃんけんですらない、新たな分け方があったんです。
など、遠く離れた地域で、全く同じ方法が使われているのでしょうか?
民俗学に詳しい専門家に伺うと、中心から離れた土地に古い文化が多い民俗(方言)周圏論というそうです。

「チーム分けの方法」の伝わり方を推測すると、まず中央の大都市から「うらとおもて」を使った分け方が広がって定着。
その後「グーとパー」を使った新しい分け方が広まって、各地で定着。
その伝わりきれなかった結果が、離れた各地方に「うらおもて」が、今でも使われるという現象だと考えられるそうです。

今度は、複数のモノの中から選ぶ時の「どれにしようかな 天の神様の言うとおり 鉄砲撃ってバンバンバン もう一度撃ってバンバンバン」

東京では、鉄砲を撃つのが定番なんですが、地方出身者に伺うと、神様の言うとおりまでは一緒ですが、そこからが独特の歌詞だったんです。
調べてみたところ東京とは別の「無意味な言葉」を唱えるケースがほとんどでした。

各地で様々に付け足された言葉、一見バラバラかと思いきや、「共通点」があったんです。
それは5文字の「奇数」の言葉であること!
例えば2択で選ぶ時に、もし気に入らないモノを指したとしても「かきのたね!」と5文字の言葉を付け加えれば変えることができる!
子供ならではの発想「魔法の奇数文字」だったんです。