最近増えているという日本での外国人カップルの挙式。

まずZIP!が取材したのは中国出身のカップル。
近々、中国で結婚式を挙げるのですが、その際、みんなに見せる写真を日本に撮りに来ていたんです。

今若いカップルの間で流行っている「ウエディングフォト」。
ファッションやロケーションにこだわった写真を事前に撮り、披露宴の時などに見せるのだといいます。

着物を着て、日本家屋や庭園をバックに2時間程かけてウエディングフォトを撮影しました。

撮影していたウエディングフォトは、この後行われる披露宴などで、配ったり飾ったりして皆さんに見せるという事でした。

調べを進めると、更にウエディングフォトを撮るだけでなく、日本で結婚式まで挙げてしまう外国人カップルもいるんです！

そのカップルにダントツで人気のエリアが「沖縄」！

ある調査では、沖縄で結婚式を挙げる外国人カップルは、6年前に比べ、12.5倍！

主に台湾や香港、シンガポールなどのアジア圏の親日家のカップルが沖縄で結婚式を挙げているというんです。

外国人カップルを魅了する、日本での結婚式の魅力とは一体何なのか？

外国人が日本で結婚式を挙げる理由1つ目は、近くて、安い費用で結婚式を挙げられるから。

台湾から沖縄までは飛行機でおよそ1時間40分。
手軽に海外旅行を楽しむ事ができます。

また台湾の結婚式は、出席者が数百人におよぶ事も多く、盛大に行う事から、費用が高額になる事もあり、日本の挙式の方が安く済む場合もあるようです。


理由2つ目は、「テレビで日本を見て憧れを持ったから！」。
沖縄のチャペルは様々な国のドラマのロケ地として使用されているんです。
日本が身近で憧れの存在になっている事から、日本で結婚式を挙げたいという、外国人カップルが増えているようです。

更に取材を進めると、外国人の結婚式に驚く事がたくさんあったんです！

たとえば、挙式中の皆さんの服装に注目してみると、新郎のお父さんは、デニムにスニーカーというとてもカジュアルな服装。
更に、花嫁がウエディングドレスにスニーカーを履いていました！
外国人の皆さんは日本人と違い、自由な服装で結婚式を楽しんでいました。

また、香港流の儀式を日本に持ち込むカップル。
さらに、婚姻届を提出するカップルも！
日本でもらった婚姻証明書を、香港の役場に提出すると、日本の日付で受理されるそうなんです。

結婚式を挙げた日本でも、婚姻記録を残せるため外国人に人気なんだそう。

今香港では、このような「リーガルウエディング」というスタイルが流行っているのだそうです。

外国人の皆さんは、それぞれの方法で日本の結婚式を楽しんでいる事がわかりました。