放送内容

HATENAVI

2015/05/04 放送
北陸新幹線 金沢・富山“じゃない駅”

北陸新幹線 金沢・富山“じゃない駅”

3月に開業した北陸新幹線!
これまでハテナビでは注目を集める“金沢”と、
それに対抗する“富山”の、
駅ナカ、そして駅周辺の魅力対決を
3回に渡って放送してきました。
そして迎えたゴールデンウィーク!

金沢は多くの観光客でにぎわい、
きのう、金沢城で行われたプロジェクションマッピングには
特にたくさんの人が押し寄せていました。

でもみなさん、忘れてはいませんか?
北陸新幹線には、「金沢・富山」の他にも
様々な駅があることを!


今回は、金沢・富山“じゃない駅”の3つで降りて、
駅ナカそして駅周辺の新スポットを徹底調査!

長野県 飯山駅
まずは、東京から乗ること1時間40分。
長野県の飯山駅に到着!
この駅で、新幹線開業と同時に駅ナカに出来た新スポットが、自転車やトレッキング用品などのレンタルができるアクティビティセンター。

この飯山市は山々に囲まれた自然豊かな街。
トレッキングやラフティングなど様々なアウトドアスポーツの拠点として、このアクティビティセンターが誕生したんです。

さらに、市内の“菜の花公園”はまさに今、ゴールデンウイークが見頃。
800万本が咲き誇っています。
春を満喫したい人は、飯山へ足を運んではいかがですか!?


新潟県 糸魚川駅


飯山駅から新幹線で20分。

糸魚川駅は北陸新幹線で唯一、日本海が一望できるんです。
糸魚川駅は北陸新幹線で最も海に近い駅で、改札を出て5分も歩けば、穏やかな日本海が目の前に広がっているんです。

そんな糸魚川駅で新幹線開業に合わせてオープンした人気スポット「ジオパル」。
ロッククライミングの名所、明星山など景勝地の多い糸魚川。
その魅力を知ってもらう場所なんですが、観光客だけじゃなく、地元の子供たちにも嬉しい遊び場なんです。

そして駅ナカには、子供たちにさらに人気のスポットがありました。
糸魚川の駅周辺を再現した巨大ジオラマ。
鉄道模型も操縦できて、運転士の気分を味わうことだってできるんです。
この糸魚川駅のジオパルにはオープンからの2か月ですでに10万人以上が訪れているそうです。

また、糸魚川といえば、社会の授業で「フォッサマグナ」という言葉を習ったのを覚えていませんか?
この「フォッサマグナ」は日本列島を地理的に東西に分けている断層。
なので、市内のお店のカップ麺コーナーでは東西2種類の味、どちらも買うことができるんです。

その糸魚川でオススメグルメは「ブラック焼きそば」。
イカスミで真っ黒に仕上げた糸魚川のB級グルメ。
上に卵をのせたものが基本形なんですが、中にはトマトソースで食べるイタリアンテイストなものまで市内23店舗で独自のメニューを提供しているんです。

そんなブラック焼きそばのPRキャラクターが「ブラック番長」。
不良に憧れてツッパっていますが、つぶらな瞳がチャームポイントだそうです。

富山県 黒部宇奈月温泉駅
黒部宇奈月温泉駅は、トロッコ電車が走る黒部峡谷や富山で有数の温泉地『宇奈月温泉』などの起点となる駅。

そんな駅前にあるのが開業したばかりの地域観光ギャラリー。
黒部の自然を楽しく紹介するこちらのギャラリーの、富山湾の魚たちをかわいいぬいぐるみで紹介しているコーナーでは、本物とほぼ同じ重さになっているんです。

今、ここを訪れた人がブログやツイッターで、『なんかすごい!』『なんじゃこりゃぁぁぁ!ヤバい』と話題騒然なのが、黒部の動物をモチーフにした家族、その名も「黒部多様性一家」。

お父さんはカモシカ。お母さんが雷鳥。
イワナの長男に、アユの長女。
そして赤ちゃんだけが人間という5人家族。

「人間も含めて(自然)全体が家族なんだよ。みたいに、写真館の家族写真的な感じで面白く作れないかなと」という思いが込められた芸術作品でした。

さて、ここでこの駅の近くのオススメグルメをご紹介。
富山のブラックラーメンをイメージしたというちょっと色が濃い目のカレーうどん。
その名も「黒部ブラックスープカレーうどん」です。
スープはピリ辛ですが、うどんと混ざるとまろやかになり食べやすいんだそうです。


どの駅も、とにかく自然が豊かなので冬には冬の魅力、このゴールデンウィークには春の魅力が感じられて季節ごとの楽しみ方がありました。