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「最終話」

 信用金庫に300万円を返済する期限の日。満太郎は、西土居が黙って返してくれたお金で、店舗売却の危機を回避。子供たちはもちろん、玲子(鈴木杏樹)らもホッと胸をなで下ろした。そして、みんなの関心は、生命保険証書を残して姿を消した灯のことに移った。満太郎は、灯が自殺をして金本家にお金を残そうとしていたと気付き心を痛める。だが、ひろみ(鈴木紗理奈)や玲子に、「すぐにでも灯を捜しに行くべきだ」とせかされても、満太郎はなぜか腰を上げなかった。

 明るい灯がいなくなった影響は、子供たちにも現れた。完はすぐに灯を捜しに行こうと満太郎に言うが、灯のお腹の子のことを深刻に考える幸は、まだ積極的に捜す気にはなれない。これに対し、運は灯のことをもっと知ろうと、生まれ育った養護施設にまで足を運び、その辛く寂しい生い立ちを調べていた。

 そのころ、灯は、とある定食屋で住み込みの店員をして働いていた。だが、店主のセクハラを受けた灯は、喧嘩をして店を飛び出して、町をさまよう。灯の胸に浮かぶのは、金本家で過ごした楽しい日々。また一人ぼっちになってしまった灯は、満太郎や子供たちの顔を次々と思い浮かべた。

 卒業式の日の朝、総代で答辞を読むことになっていた幸に、灯から無言の激励コールが掛かった。灯の思いを知った幸は卒業式の欠席を決め、やはり気に掛けていた運、完と捜索を開始した。灯の似顔絵が描かれた手作りのビラを持つ完、灯を見つけたら「お母さんと呼ぼう」という運、灯を追い出したセクハラ店主と喧嘩をする幸。3人は、灯が行きそうな所を懸命に捜し回った。そして節のおかげで灯を見つけた運は思わず叫んだ。「家出なんかするなよ、母親なんだから!」――。立ち尽くす灯は、子供たちの思いを痛いほど知り、みんなと一緒に暮らそうとを決意した。

 まもなく、家に戻った満太郎と子供たちは、節の残してくれた物が全てなくなっていることに気付いた。節との永遠の別 れが近づいていると察した灯は、満太郎と子供たちにお別れするよう告げて――。




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