ついに対決の時……!理想のホテルの実現を夢見る韓国の財閥御曹司キム・ミンソク/青木照(志尊淳)は、ホテルの仲間と自分の夢を守るため、養母・キョンファ(キム・ジュリョン)と養兄・ヒスン(キム・ドワン)と向き合うことを決意。診療所の医師・河瀬桃子(仁村紗和)に、「すべてが解決できた時、あなたのところに戻ってきたい」と伝え、韓国へ旅立とうとする矢先、キョンファとヒスンが緊急来日!
2人が視察に来ることを知らされていなかったホテルの従業員たちは大慌て。大規模なリストラでもあるのではないかと不安に駆られる従業員たちを、ミンソクは「心配いりません」と落ち着かせ、キョンファ、ヒスンと話をしようとするが…。
「おまえと話すことなんかない」――。ミンソクの問いかけに全く耳を貸そうとしないキョンファは、近いうちにファングムホテルトーキョーの閉業を発表すると宣言…!「お母さん……どうしてそこまで……?」。キョンファが自分を徹底的に排除しようとする理由が分からないミンソクは、途方に暮れ…。
そんな中、ホテルの仲間を守りたいミンソクは、ある決断を下すが…。
以下、ネタバレを含みます
ミンソクへの思いを断ち切り、自分を見つめ直そうとする元婚約者・新海映里(長濱ねる)は、キョンファが望んでいたヒスンとの婚約も、本人の前ではっきりと断る。「ごめんなさい。やっぱり私、ヒスンさんとの婚約はお断りします」。それを聞いたヒスンは、「このことはしばらく伏せておいてくれませんか?私に考えがあるので」と、キョンファには黙っていてほしいという。
夕方、桃子が訪問診療から戻ってくると、外から『こども食堂』を覗き込む映里の姿が。中に入りたそうにしている映里を、桃子が「入りましょう。ここ、みんなの大きな家ですよ」と招き入れる。「怒ってないんですか?ミンソクさんのこと」と聞く映里に、桃子は正直に「恨みましたよ。別れてほしいなんて頼みにくるのも、意味分からないし」と非難しつつ、ミンソクの肩書きではなく内面を好きになった映里となら、友達になれそうな気がすると答える。その言葉に心が救われる映里は「うらやましかったの、あなたが。それで、意地悪なこともしたから……だから、ごめんなさい」と涙を流して謝罪。そんな映里を優しく見守る桃子で…。
一方、ミンソクと“チング=友達”の誓いを交わした山城拓人(京本大我)は、自身が副医院長を務める山城記念病院の過去のカルテを調べるうちに、ミンソクの実の父親・青木優(田辺誠一)に関する“ある事実”を発見する。
ミンソクはホテルの仲間を守るために、自らホテルを去ることに決め、ヒスンに辞表を提出。「諦めるんだな?」と聞くヒスンに、ミンソクは「違います。僕の夢は、誰かの居場所になるホテルを作ることです。それはここを辞めても絶対に諦めない。僕は何度でも立ち向かって、10回切って、必ず木を倒す」。その真っすぐな思いを受け止めたヒスンは、突然、ミンソクの辞表を破り捨て、「おまえが自分からファングムを辞めることは許さない。ファングムのトップに立てるのはおまえしかいないから」――。驚くミンソクに、ヒスンは「忘れたのか?約束を。『おまえの居場所は、俺が必ず守る』。あれが俺の本心だよ」と、今まで黙っていた真実をすべて打ち明ける。「おまえに横領の濡れ衣を着せてファングムから追い出そうとしていたのは、母さんだったんだ」。実はヒスンは、ミンソクを見捨てるフリをしながら、ミンソクの無実を証明するために、でっち上げの証拠集めに奔走していたのだった。ミンソクを東京に飛ばしたのは、その時間稼ぎをするため。キョンファに動きを悟られないよう、ミンソクまでもダマす必要があったのだ。「おまえを守るために今までウソをついていたんだ。許してくれ」。ヒスンが本当に思い描くプランは、暴走するキョンファを解任し、ミンソクをファングムのトップに立たせ、それを自分が補佐すること。そして、父・ジョンフン(オ・マンソク)が大切にしていたホテル事業をミンソクと2人で守っていくこと…。そのために、ヒスンは生前のジョンフンに、次期社長にはミンソクがふさわしいと推薦していたのだった。「父さんも、賢くて粘り強いおまえを買っていたんだ。俺は先頭に立って引っ張っていくより、おまえのやり方を支える方が楽しいんだ」。すべてを明かしたヒスンは「ミンソク、ごめんな。家族のことでたくさん傷付いたよな」と、ミンソクをがっしりと抱き締める。その大きくて温かい腕に包まれるミンソクも「兄さん」と、涙を流しながらヒスンを抱き締めるのだった…。
兄との確執が解けたミンソクは、約束通り桃子のもとへ。「もう全部、大丈夫です。待っててくれてありがとう。桃子さんに紹介したい人がいるんです」。ミンソクは桃子を赤ちょうちんに連れて行き、ヒスンを紹介する。緊張する桃子に、ヒスンは日本語であいさつ。簡単な日本語なら分かるヒスンと桃子はすぐに打ち解け、3人でビールを飲みながら楽しい時を過ごすが…。
その頃、キョンファは、ミンソクに横領の濡れ衣を着せた自分に対する会長解任の動きがあることを察知。ヒスンが裏で動いていたと知ったキョンファは愕然とし、自分からすべてを奪っていくミンソクへの怒りが爆発…!
赤ちょうちんを出たミンソクは、桃子を見送り、ヒスンと2人になると、「お母さんはどうして僕のことをあそこまで嫌ってるの?」と、ずっと気になっていたことを尋ねる。ヒスンは言うべきか迷いつつも、「おまえのせいじゃないんだ。お母さんは誤解してるんだよ。お父さんとおまえが本当は血がつながっているんじゃないかって」。キョンファは、ミンソクの日本の母親と夫ジョンフンの関係を疑っていたのだ。しかし、もうすぐその疑いも晴らすことができると言うヒスン。「ミンソク、おまえのことは俺が守るよ」。頼もしい兄の言葉に、ミンソクの心が少し軽くなった――その時、誰かが足早に近づいてきて…。気配を感じたミンソクが振り返った瞬間、その女が、持っていたナイフでミンソクの腹を刺した…!その場に倒れ込むミンソク!刺した女は、キョンファだ!「母さん……」。驚くヒスンの目の前で、ぼうぜん自失のキョンファはナイフを落としてへたり込み…。異変に気付いた桃子が慌てて戻って来て、血を流して倒れているミンソクを抱きかかえる!「ミンソクさん!ミンソクさん!」。必死に叫ぶ桃子の腕の中で、ミンソクの意識が遠のいていき――。