幸せをつかみかけたミンソクに、命の危機が迫る……!理想のホテルの実現を夢見る韓国の財閥御曹司キム・ミンソク/青木照(志尊淳)は、自分を韓国から追い出した養兄・ヒスン(キム・ドワン)との確執を解消。ヒスンは今までミンソクを見捨てたフリをしながら、ミンソクにかけられていた横領の疑いを晴らすために証拠集めをしていたのだった。これからは兄弟で一緒にファングムホテルグループを守っていきたいというヒスンの思いを受け止めたミンソクは、ようやく自分の居場所を取り戻し、約束通り、離れていた恋人・河瀬桃子(仁村紗和)を迎えに行くが…。
その矢先、養母・キョンファ(キム・ジュリョン)が暴走!溺愛する息子のヒスンが裏でミンソクのために動いていた事実を知り、憎しみを募らせ、ナイフでミンソクを刺してしまい…!
意識不明の重体で山城記念病院に運ばれたミンソクは、肝臓を大きく損傷し、一刻を争う危険な状態に…!激しく動揺する桃子は、幼なじみの山城拓人(京本大我)に泣きすがるが…。ミンソクを救おうとする拓人が、予期せぬ行動に出て…!
以下、ネタバレを含みます
肝臓に大きな損傷を負ったミンソクは、すぐにでも生体肝移植が必要なほど危険な状況に。しかしミンソクには、すぐにドナーになれる移植可能な血縁者がいない…。絶望する桃子に、拓人が「大丈夫だ。俺が何とかする」と告げ、“ある人物”のもとに急ぐ…。
翌日、拓人が連れてきた“ある人物”がドナーとなってミンソクの肝臓移植手術が行われた。手術は成功…。ミンソクに肝臓を提供した人物は、23年前に死んだはずのミンソクの実父・青木優(田辺誠一)だった…!23年前に事故に遭い、山城記念病院で亡くなったと思われていた優は、別の病院に転院して生きていたのだ。当時のカルテを見てそのことに気付いた拓人が、ミンソクに内緒で優を捜し当てていたのだった。
手術から数日後、一般病棟に移ったミンソクは、優と再会し、23年前の真相を聞かされる。事故で大けがを負って車椅子生活になってしまった優は、自分を死んだことにして息子・照を手放すことに決め、一番信頼しているキム・ジョンフン(オ・マンソク)に照を託した。それから23年間、韓国で新しい人生を歩む照の邪魔をしないために、会いたい気持ちを押し殺して生きてきたという。しかし、ミンソクは「僕は、キム・ミンソクです。今さら、青木照には戻れません」――。ドナーとなって命を救ってくれたことには感謝しながらも、自分に寂しい思いをさせた優を父親として素直に受け入れることが出来ず、優に背を向けてしまう。
一方、ヒスンは留置場のキョンファと面会。32年前、キョンファはミンソク(照)の実の両親である優と未希(橋本マナミ)の結婚式に夫のジョンフンと一緒に出席した。その日に起きた出来事以来、未希とジョンフンの関係を疑い、ミンソクを2人の子だと思い込んでいた。そんなキョンファに、ヒスンは自分とミンソクのDNA鑑定の結果を見せる。「血縁関係はなかったよ。つまり、父さんとミンソクに血のつながりはない。母さんはずっと誤解していたんです。父さんと、ミンソクの日本のお母さんの関係を」。さらに、ミンソクの実の父親・優が生きていたことを伝えるヒスン。ジョンフンの遺品の中から出てきた日記にも、キョンファと過ごした何気ない日常が、愛を込めてつづられていた。「父さんはいつも母さんのことを見ていたんだよ」――。真実を知って愕然とするキョンファに、ヒスンは「これからは会社を僕たちに任せて、昔の母さんに戻ってほしい。ミンソクは、母さんのことを訴えたくないと言ってる。今まで育ててくれたこと、感謝しているからって。僕も、母さんのことを信じたいと思っています」。ヒスンとミンソクの思いが、キョンファの胸に刺さり…。
ミンソクは理学療法士のもとでリハビリを重ねるが、両足に思うように力が入らず、自力で歩くことができないまま退院の日を迎える。担当医の話では、今後リハビリを続けても歩行の回復は厳しい状況で、排泄や入浴などの日常生活にも介助が必要になるという。リハビリをすればまた歩けるようになると思っていたミンソクはショックを受け…。
『こども食堂』でミンソクの退院祝いが開かれる。みんなの思いに感激するミンソクは、いつものように食事の盛り付けを手伝おうとするが、車椅子では狭いスペースに入れなかったり、遠くの皿に手が届かなかったり、逆にみんなに助けてもらうばかりで…。さらに、転びそうになった児童を助けようとしてバランスを崩し、車椅子から転落…。桃子と拓人の2人がかりでやっと体を起こしてもらったミンソクは、自分のふがいなさを痛感する。
数日後、ミンソクは桃子を食事に誘う。久しぶりのデートに大張り切りの桃子は、ドレスアップして待ち合わせのレストランへ。高級な雰囲気に圧倒されつつ、ミンソクのリードで食事と会話を楽しむ桃子。「次は私がミンソクさんをおいしいお店に連れて行きます」と笑顔を向けるが、ミンソクは「今日は話したいことがあって来たんです。……僕の体のことです」。楽しかった空気が一変。身構える桃子に、ミンソクが告げる――「僕は、この先ずっと歩くことができない可能性があります。韓国に戻って、リハビリを続けながら会社の仕事をしようと思っています。桃子さんには、もう会えません」――。驚き絶句する桃子に、思いを伝えるミンソク。今の自分は、何をするにも誰かの助けが必要で、着替えもトイレも、一人ではできない。楽しかった川沿いでのラーメンも、遊園地でジェットコースターに乗ることも、気軽に『こども食堂』に立ち寄ることも、もうかなわない…。桃子に会うたびに、できないことばかりが頭に浮かび、迷惑をかけることがよぎってしまう…。「僕は、桃子さんの人生を、夢を応援したい。なのに、それができない」。突然別れを告げられて動揺する桃子は「私は……ただミンソクさんと一緒にいたいんです。ミンソクさんと離れたくないです」と必死に抵抗するが…。「桃子さん……あなたといると、僕が、僕に耐えられないんです」。すでに決意を固めていたミンソクを、桃子は引き留めることができず…。涙に暮れる桃子を残し、ミンソクは韓国へと旅立った――。