5月28日 岩本 乃蒼

この1年ほどで“握る”ようになったのが3つ。

「包丁」と「ハンドル」と「クラブ」です。

 

幼い頃、大人になったら

 

お料理ができるようになって、

車が運転できるようになって、

週末はゴルフとかするんだろうなあと勝手に思っていました。

(なんてバイアスのかかった子供だったんだろう。)

 

でも実際、社会人になり働き始めたら、

料理も運転もゴルフの腕も、勝手に磨かれるわけもなく

 

お米が研げる程度、

ドライバーの飛距離がイマイチな

ペーパードライバーの20代後半女性になっていました。

 

これまでは日々が充実していたからか

あまり不便を感じていませんでしたが

どうしても制限しなければならない生活への変化とともに、

「なにかアップデートしなければ!」と、

出来ることを増やしてみることにしました。

 

1年ほど前から料理番組を担当するようになってからは

番組で紹介した料理などを実践。

包丁の握り方も儘ならなかったところから

イワシをおろせるようになりました!

 

20歳の頃に田舎で取得した以来

身分証明でしか使ったことがなかった免許証。

改めて勉強しなおし、

安心して移動するツールのひとつとして、運転もうまくなりました。

 

社会人になりたての頃、

色が気に入って勢いで購入したキャディバッグも押し入れから取り出して。

ゴルフ中継を見ながら、リビングにマットを敷いて

パターを練習する時間は、いま夫婦の憩いの時間でもあります。

 

コロナと隣り合わせの生活のなかで

どうしても“できないこと”を数えてしまう日々ですが、

私たちの時間は、決して止まっているわけではないんだと、実感するためにも

自分が“できるようになったこと”を挙げて報告してみました。

 

ちなみに次は、お寿司が握れるようになりたいと企んでいます。