9月16日 小熊 美香

今回の旅は、面白くなりそうだ!!
出発の2か月ほど前から、そんな予感と興奮でいっぱいだった今年の夏休み。
  
いつか必ず行きたいと夢見ていた
エジプト、イスラエル、ヨルダンを旅しました。
  
日々、ニュースで目にする中東地域での紛争やテロ事件。
これまで事実を表面的に理解するのが精一杯で、
なかなか目を向けてこなかった
その背景にある民族・宗教・地域などの歴史について
楽しみながら学ぶのが、今回の旅の大きな目的でした。
  
本を読んだり、資料を見たり...
高校時代、こんなにワクワクした気持ちで世界史を学んでいたら...と、
溢れる興味と、好きという気持ちが、
学びにおける最大の武器であることを改めて実感しました。
  
特に、アラブの独立闘争を描いた映画「アラビアのロレンス」は
途中で休憩の字幕が表示されるほどの超大作で、なんと、およそ、4時間!!
終わりまでに何杯のお茶を飲んで、何度トイレに行ったことか...笑。
その長さに圧倒されながらも、本で得た知識と照らし合わせながら
私の興味をさらに駆り立てる貴重な材料となりました。
  
「あぁ!これが、あの映画で、主人公がラクダに乗って通っていた道だ!!!」
現地では、平面的だった知識が立体的になり
頭がパンクするほどの興奮の連続だったことは言うまでもありません。
エジプトのピラミッドも、イスラエルのエルサレムも、
ヨルダンのぺトラ遺跡も死海も...
その土地に住む人々、空、匂い、風、音、
全てが一つになって、胸に刻み込まれました。
  
さて、来年はどこへ行こうかしら...