9月12日 佐藤 真知子

入社4年目。最近は、
「3分間クッキングいつも見てるよ~」
「3分間クッキングの真知子アナを応援しています!」
なんていう、ありがたいメッセージを頂くようになりました。


が!!!!
すみません、早めに訂正しておきます。
「3分"間"クッキング」ではなく、「3分クッキング」です!!笑


非常に、よく、間違えられがちなのですが、
大事な番組名ですので、お見知りおき頂ければ幸いです...。


さて、私がこの「3分クッキング」を担当して、早くも2年と3か月が経ちました。


前任の小熊美香アナウンサーから、アシスタントを引き継いだわけですが、
その時に小熊さんから、ある"冊子"を貰いました。


「キユーピー3分クッキング 10分最終案」と書かれた、この冊子は、
今から約50年前、放送枠が5分から10分に変わる時に書かれた、
いわゆる"企画書"です。


全5ページ、オール手書きのこの冊子には、
番組の理念や意義、ルールなどが書かれており、
その最後には、こう記されています。


「食生活の話題を豊富に加え、インスタント品を使っても、
手製のものが良いといった点を常時打ち出してゆく。」


インスタント食品のあふれる時代。
それでも、ちょっとした工夫を加えるだけで全く違った家庭の味を表現できます。
何よりも、家庭で作る安心感というのは、外では味わえません。


"体を労わる"
"美味しいものを食べて豊かな人生を"
"食べる人の喜ぶ顔が見たい"


先生方の考える手料理には、
沢山の愛情が詰まっていて、


この愛情を、私はどれだけ言葉にして伝えられるだろう、
常にそう考えながら、隣に立たせて頂いています。


番組放送開始から55年。
人々のライフスタイル、食生活は日々変化し続けています。


その中で、
私達は、番組当初からの思いを"受け継ぎ"、
親から子へ"受け継がれる"家庭の味を提供し続けてまいります。