12月24日 寺島淳司


熱い冬がやってきます!
12月30日、東京の駒沢陸上競技場で開会式と開幕戦が行われる、
第98回全国高校サッカー選手権大会。令和になって初のセンシュケン。
あと2年で100回目となるビッグイベント...ということは!
今の1年生たちは3年生になったとき、第100回大会を迎えることになります。


私のアナウンサー人生も間もなく四半世紀。
今も変わらず高校生たちの真剣勝負、指導者・保護者のみなさんの取り組み、
それぞれの言葉に胸が熱くなります。
氷点下の寒さの中、雨や雪の中での取材もあります。
部員が150人を超える強豪校では、スタメンはおろか、ベンチ入り、登録メンバー入りも、
3年間、一度も経験できない部員もいます。
それでも全力で仲間を鼓舞し続ける応援席での彼らの想いを考えると、すべて吹き飛びます。


日本テレビを含む民放43社の共同制作で全国にお伝えするセンシュケン。
全国のアナウンサー、ディレクター、多くの先輩方から受け取った伝統ある仕事。
この襷をつなぐことができるのは何よりの幸せ。
2020年1月13日(成人の日)のさいたまスタジアム2002での決勝まで、
大勢のスタッフと力をあわせ、魂を込めて自分の役割を全うします。