2月10日 郡司 恭子

「あの時、あーだったら」
「もっと、こーしてれば」
 
日本テレビ系で水曜日に放送しているドラマ「東京タラレバ娘」
 
恋に仕事に「迷走」する女子(女性?)たちに
厳しい現実と真実を突きつける、女子のリアルを映し出したドラマだ。
毎週録画して見ているのだが
思わず一時停止ボタンを押しそうなほど、耳が痛い言葉の応酬。
彼女たちのセリフひとつひとつが胸に突き刺さる、というより痛い。
そう、「痛い」のだ。
 
先日、同級生の6ヶ月になる赤ちゃんを抱っこさせてもらった。
フニフニと指を押し返すような弾力の肌。
むっちりとした抱きごこち。
抱いているこちらまで、ふう〜と息を吐きたくなるような
穏やかな気持ちになるから不思議だ。
 
同級生が母になった事もまだ信じられないが
食事をしていてもおむつ交換に授乳...
私が聞くと同じ泣き声でも、
母である友人はしっかりとその声を聞き分けて子供のリクエストに応える。
 
長時間抱き続けながら家事をこなす姿をみて、
思わず友人の肩を揉みたくなったが、そんな暇などある訳もなく。
「腕に筋肉が付いちゃうんだ〜」と言いながら
学生時代に見せていたわたしが知っている笑顔以上に、
穏やかで柔らかな笑みを我が子に向けていた。
「母は強し」と感じた瞬間だった。
  
一方のわたしは、一日のうちの何度かの抱っこで肩が筋肉痛。
今朝ZIP!で原稿を持つ手がプルプル...
腕が、そして、何故かふくらはぎの筋肉まで...「痛い」
  
まもなく東京マラソン。
今年はランニングリポートを担当する予定だ。
心にも、腕にも、脚にも「痛み」を感じる入社4年目。
 
リポーターとして、そして実況アナウンサーのアシスタントとして
残り20日。足腰をしっかり鍛えて臨みたいものである。

(ランニングリポートに向けた個人練習で15キロ走破!
ポーズをとろうにも、筋肉の痛みでポーズをとれないクタクタの筆者)