7月5日(土)、野球の聖地、阪神甲子園球場で“女子野球”伝統の一戦が開催されました!
2023年から、女子野球の交流戦として読売ジャイアンツ女子チームと阪神タイガースWomenの“伝統の一戦”が行われています。7月20日(日)には、プロ野球巨人―阪神戦の後に、東京ドームで第二戦があります。その実況を初めて担当させて頂くことになったので、ここで女子野球についてお話させて下さい!
女子野球は、男子と同じ塁間、イニングは7回までで、指名打者制。金属製バットを使用します。投手の投げる球速は平均100km/時、早い選手では130km/時に迫る人もいます。関東にはヴィーナスリーグ、関西にはラッキーリーグと、それぞれ女子硬式野球リーグがあり、全日本女子野球連盟によると、連盟登録の中学生以上の競技人口は、2015年62チーム1519人から、2024年131チーム3083人に。少子化で多くのスポーツ競技人口が減る中、高校の女子野球部の創設が相次いでいるのです!各選手は口々に「もっと女子野球を知ってほしい!」「野球好きの少女たちに、夢を諦めずに野球を続けてほしい」と話していました。
7月5日(土)第一戦では阪神タイガースWomenがルーキー坂井選手の7回1失点の完投に、キャプテン正代(しょうだい)選手のサヨナラ一打で勝利、甲子園に六甲おろしが響きました。第二戦はどんな戦いになるでしょうか?選手の笑顔、しなやかなボールさばきに、力強いバッティング、女子野球の伝統の一戦、是非お見逃しなく!
