6月16日 蛯原 哲

青春時代を思い出し…。

 

ドラマ「コントが始まる」を観て、毎週、泣いています。学生時代、若手アナウンサー時代、友と夢を語り、現実との狭間で心が揺れていた、あの頃を思い出して、涙が止まらないのです。その時々で、語り合った友人の顔が、走馬灯のように脳裏を駆け巡るのです。

仲野太賀さん演じる潤平が、菅田将暉さん演じる春斗に、「いいよ。二人で天下とろうぜ」とラーメン屋で言うシーン。

社会で成功しているように見える高校時代の友人から「お前ら、高校で時間止まってるんじゃないのか。」と言われる場面。

春斗を演じる菅田将暉さんが「ガキくさいことすてたら戻れなくなる」とつぶやいたシーン。

神木隆之介さん演じる瞬太が、兄を心配する春斗に「ドアをノックし続けることが大事」と伝える場面。

有村架純さん演じる中浜里穂子が、「頑張ろうとする気持ちを抑える日が来るなんて。」と涙するシーン。

枚挙にいとまがありません。

鈴木浩介さん演じる真壁先生が、「しゃにむにやれよ!」と口癖のように生徒に、声をかけます。その言葉が、47歳になる私の心にも響いています。

青春時代は帰って来なくても、「青春」は続いていくと信じ、ドラマの「最終回」を、全身に浴びたいと思っています。

 

「ズムサタのロケで、出演者の皆様にインタビューさせて頂いた、

ドラマでコントを披露するステージにて」