6月24日 北脇太基

今年で沖縄は戦後80年を迎える。

ZIP!で沖縄へ行き、平和記念公園などを取材した。

恥ずかしながら初めて訪れたが、戦争、という言葉がより、自分の中で近いものに感じた。

 

まずは平和記念公園にある平和の礎。沖縄戦で亡くなられた方を追悼するための礎。

そこでは5歳で戦争に直面した方にお会いした。

「戦争は絶対にやってはいけない」

TVなどでこういった言葉を聞くよりも実際に経験された方から聞く言葉は重みが違う。

 

次は沖縄戦を語り部として修学旅行生などに話をしている方を取材した。

この方は沖縄戦を経験していない。どこか他人事として考えてしまうこと、怖い、トラウマ、と思わせないためにどうすればいいのかなどの苦労をお聞きした。

 

お話を聞いていて、とても深く刺さった言葉がある。

「沖縄戦では約20万人の方が亡くなった。これは4人に1人の計算。もし今、友達、恋人、家族、失ったらどうする?まずは自分を大切に。そして周りの方も大切にする気持ちがあれば、戦争は起きない。平和への1歩となる」

 

2度とこういったことが起きないことを祈りながら、私も、まずは周りの方を大切にできる人間になりたいと思う。