7月26日 杉野真実

犬を飼い始めました!

今回我が家の一員になったのは"ミニチュアダックスフント"。成犬になっても体重6kgほどの小さな家族ですが、この2ヶ月間で沢山の喜びをもたらしてくれています。

初めてご飯をあげた時、ムシャムシャと一心不乱に食べている横顔を見て、胸がジーンと熱くなったのを今でも覚えています。その瞬間、「私はこの子の命を預かっている」と実感しました。新たな家族を迎えた喜びと共に、私自身が大きな成長のチャンスをもらったというありがたい気持ちで一杯です。

お散歩デビューも果たし、好奇心旺盛であっちに行ったりこっちに行ったり、大忙しです。長い胴に短い足でトコトコと歩く姿に、道行く人も温かいまなざしで声をかけて下さり、私はすっかり"親バカ"気分になっています。
「何ヶ月ですか?」「お名前何て言うの?」「ワクチンは済んだ?」
慣れ親しんだ町で、一日でこんなに多くの初対面の方とお話出来るとは、23年目にして新たな発見をしました。愛犬家の先輩方との会話から、それぞれのご家族の愛が垣間見え、築き上げられた信頼関係に憧れる今日この頃です。
母は、『私をベビーカーに乗せてお散歩していた頃を思い出す』と言い、母の気持ちを少しだけ体験出来た気がしています。

アナウンサー2年目、スタジオと、画面の前にいらっしゃる視聴者の皆様を"つなぐ"お手伝いが出来るよう、心掛けているのですが、犬と人間をつなぐ橋渡しもなかなか難しそうです。犬と向き合う度、「この子は今、何を考えているんだろう」という疑問が絶えません。一方で、言葉無しで、気配りや愛情で伝えられるようになれたらどんなに良いだろう、と気付かせてくれました。新たな家族を一生懸命育て、伝える方法を日々模索して、仕事に活かしていきたいです。