9月22日 佐藤 義朗

先日、2024年パリ、2028年ロサンゼルスでの
夏季オリンピック開催が同時に決まりました。


五輪開催地が決まったまさにその日。
グラチャンバレーの記者会見に、日本、フランス、アメリカの監督が揃いました。


写真中央右手、黒いポロシャツ姿の方が、
2020年開催地・日本の中垣内祐一監督。
その右隣が2024年フランスのロラン・ティリ監督。
その隣、赤いポロシャツの方が
2028年アメリカのジョン・スパロー監督。


会見で五輪について聞かれたアメリカとフランスの監督。


ティリ監督は「まだ先のこと。2024年には私はお爺さんになっているよ」


スパロー監督も
「おそらく私は監督の立場から退いて、2人の娘とテレビの前で観ているね」
と笑いました。


2020年東京五輪開催が決まったのは、2013年9月。
当時のジャック・ロゲIOC会長のあの「トキョー!」コールからもう4年が経ちます。


あの日、IOC総会が行われたアルゼンチン・ブエノスアイレスからの中継を担当しました。
現地で大興奮したのも束の間、一夜明けると
「まだまだ先だなあ」となかなか実感が沸かなかったことを思い出します。

あれからあっという間に4年が経ち、
今や「東京五輪」という言葉を聞かない日はありません。
期待感はもちろん、未だに多く残る課題も持ちながら、
東京の街は確実に五輪に近づいています。


まだまだ先と笑っていたティリ監督、スパロー監督、
パリとロサンゼルスにも五輪はすぐにやってきますよ!