得意料理は何ですか?と聞かれたら
わたしはちょっと控えめなトーンで
「ん~。しいて言うなら餃子…かな??」と答えています。
でもね、正直心の中では「餃子が大得意!」と叫んでいるのです。
その理由は、とあるお店の“餃子の皮”に出会ったから。
とにかくその皮を使うと
何を包んで、焼いても上げても茹でても蒸してもモチモチ!
歯ごたえを感じると同時に押し寄せる
初恋のようなトキメキ…心を奪われるのです。この美味しさ、伝わるかなあ。
先日自宅に友人たちを招いて食事会をすることになり、
それなら自信作・餃子でおもてなしをしようと、
食事会前日、“皮”を求めにスーパーに足を運ぶと…売り切れ。
とほほ、と嘆きながら店員さんに、「次の入荷はいつですか?」と尋ねたら
ちょっと食い気味に「この皮に出会ったら、もう他の皮は使えませんよね!!」と
熱量いっぱいの返答が。
わたしもその熱量に応えるように、店員さん側に1歩近寄り
「わかります!!!」と意気投合。
そこからお互いの“推し商品”をプレゼンして。
スーパーでの買い物という日常が、こんなにもエンタメ性の高い時間になるなんて。
結局その”皮”は、翌日たったひとつだけ入荷するとのことで、
お取り置きさせていただいて。
その“皮”のおかげで
当日友人たちを唸らせることができた(と、勝手に思っている)のだけど‥
そこから数日たった今でも、あの店員さんのことが忘れられません。
あのスーパーのタナカさん、またオススメ商品の情報交換させてくださいね。
日常がちょっと美味しくなった話でした。
