2月26日 上田 まりえ

この1年、日本各地、さまざまなところを旅しました。
北から順に、北海道、岩手、福島、茨城、千葉、静岡、
愛知、三重、大阪、兵庫、(地元ですが・・・)鳥取、高知、福岡、宮崎。
仕事を入れると、さらに増えます。
 
1日でも休みがあれば、すぐ羽田や品川に向かい、東京から飛び出していました。
自分の住んでいる国なのに、知らないことばかり。
その土地ならではの食べ物やお酒(ちなみに私は日本酒党です)をいただき、そして、人に触れ、思うのです。
「日本に生まれて良かったー!」と。
 
また、昨年は、入社してから初めての海外出張も経験しました。
実は、人生2度目の海外!
その行き先は...なんと、地球の反対側、ブラジル!!
 
フランクフルトで飛行機を乗り継ぎ、片道合計27時間もの長旅でした。
なんせ14年ぶりの海外・・・
国際線の空港に行くことから始まり、出国審査、搭乗、飛行時間中、入国審査・・・
と、挙げだしたらキリがありませんが、ひとつひとつの行動すべてがおっかなびっくり。
恥ずかしながら、英語も辛うじて聞き取れる程度。
もちろん、ポルトガル語はちんぷんかんぷん。
シリアスな話すら、とても楽しい話に聞こえてしまうのは、ラテン言語の魔法でしょうか。
 
3泊5日という強行スケジュール、朝5時に到着してそのままロケ開始、
そして、11時間という時差にも少々やられつつ、
それでもリオデジャネイロの空気をしっかりと吸い、
景色を目に焼き付け、シュラスコもたらふく食べ、ピンガも嗜み、思いっきり満喫してきました。
 
「1日あれば、どこにだって行けるんだ」と、地球がとても小さく、世界がとても身近なものに感じました。
 
旅をするたびに自分の小ささを感じます。
そして、知らないことや見たことがないものがたくさんあることに、とてもわくわくします。
新しい価値観や感覚を体に取り込んでいく作業は、新しい自分になれるチャンス。
旅をするたびに、一回りも二回りも大きくなって東京に戻ってきたいです。
食べ過ぎと飲み過ぎによる巨大化だけには気をつけつつ・・・。

写真は、リオデジャネイロを代表するコパカバーナのビーチ。このときのブラジルの季節は冬から春の境目です。
 
 
 

※シュラスコ・・・ブラジルなどで食べられている肉料理。牛などの肉の塊を串刺しにして焼き、食べる分だけ削るように切り取っていただきます。
  
※ピンガ・・・ブラジルの国民的なお酒で、サトウキビを原料とした蒸留酒。アルコール度数は40%!!