6月18日 川畑 一志

私は今、長野から東京へ帰る新幹線の中で
筆を走らせています。
 
なぜ、長野にいたのかと言いますと、
週末を使って研修に参加してきたからなのです。
 

  
今回のテーマはサッカー実況。
集まったのは関東・中部地方で働く
若手男性アナ14人。
実は、アナウンサーがこんなに大勢集まる事は
滅多にないことなのです。
14人は早速バスに乗り込み、
路肩に咲き乱れる白いそばの花を横目に研修会場へ。
 
会場は南長野運動公園総合球技場。
なでしこジャパンの試合会場にもなったスタジアム。
 
対戦カードはJ3リーグ2位長野×5位鳥取。
上位クラブ同士の試合。
優勝へ向けて大きな意味を持つ一戦。
特に長野にとっては、勝てば首位浮上も見えてくるという重要なもの。
 
この会場、このシチュエーション。
実況アナウンサーとして、
自然と気持ちが高ぶります!
 
与えられた時間はひとり7分30秒。
研修に参加した14人全員が
これまでの成果を出し切ろうと全力で実況。
 
試合の結果は2−0。
長野が、雷雨に負けじと送られた
サポーターの声援に勝利で応え、試合が終わりました。
 
こうして電車に揺られながら振り返ってみると

私にとっては
同世代のアナウンサーと一緒に実況できたことも
とても貴重なことのように感じられます。
 
実況として臨む仕事は主に一人で行うため
「孤独だな」と思う事も少なくないのですが、
全国に、同じように頑張る同志がいることを実感した今、
孤独な時間も全国の好敵手と「切磋琢磨」している時間だと捉え、
仕事に邁進できそうな気がしています。
 
今後もテレビの前の皆さんに
より良い放送をお届けできるよう、
全国の仲間と「切磋琢磨」していきたいと思います!
 
さて!
書き終えたところでちょうど東京に着きました!
今日もnews every.頑張ります!