1月21日 久野 静香

「若い時の苦労は買ってでもせよ」
若いころの苦労は成長につながり、苦労をせずに立ち回れば将来自分のためにならない、という意味。
この冬の時期になると、思い出します。
早いうちに苦労することを怖がらなければ、あんな大惨事にはならなかった...と。
今では笑い話ですが、よく考えるとゾッとします。
 
社会人になってから毎年雪山に足を運び、スノーボードを楽しんでいます。
まだ中級コースを滑るのに精一杯ですが、いつか上級コースを颯爽と滑ることを夢見て特訓中です。
始めたころは、転んでは起き、転んでは起きの繰り返し。
翌朝目覚めたときに全身筋肉痛で身体が動かなくなったほどです。
しかし、経験を積んでいくと、転倒回数が減少するのと同時に、転ぶことへの恐怖が生まれました。
ある日、山腹を滑っている私にトラブル発生!
スピードが出過ぎて、コントロール不能になってしまいました。
今思えば、早い段階で転べばよかったのです。
その直後、、、
私はスピードに乗ったまま崖の下へ真っ逆さま!!
運よく数メートル下の雪の塊に埋まり、無傷ではあったものの、ボードを持ったまま崖を上るのは至難の業でした。
全身雪にまみれ雪だるまのような姿でコースに戻った時の周りの視線も辛いものがありました。笑
ああ。これほど大変なら、早めに転んでちょっとしたお尻の痛みの方がよかった...。
「若い時の苦労」だけでなく、「早いうちの苦労」も買ってでもするべきですね。
 
さて、今年の春で入社6年目になります。
若いとはもう言えないですが、「苦労は買ってでもせよ」の精神は忘れません!!