2月14日 弘竜太郎

初めてリレーエッセイを書きます。
何を書こうかと先輩のエッセイも読みつつ探していたのですが、


うーん...見つからない。気がつけば提出期限前日になってしまいました。


日々何もしていないわけではないのです。
スポーツキャスターとして、様々な現場に取材に行き、様々な方にお話しを伺っています。


しかしアナウンサー3年目を迎える今、
与えられた事を淡々とこなすだけの「悪い慣れ」の誘惑が時たま襲ってきます。


・・先月末、バスケットボールリーグNBAの元スーパースターが、不慮の事故でこの世を去りました。


NBAが数少ない趣味の自分にとっては、中学生の頃から彼のプレーをずっと見て、出来もしないのに、彼のプレーを休み時間に体育館で試してみたりなど...


まさにヒーローでした。
正直今でも信じられません。


もし彼が今の自分を見たら、果たしてなんて言うでしょうか。


「俺にはもっとやりたい事が沢山あったのに、お前は何をやっているんだ。」


そう言われるような気がします。


人生の転機は突然とやってくる。
だからこそ、1日1日は代えがたい貴重な時間で、日々与えられた事をこなすだけでは勿体がない。


何度倒されても、その度起き上がり、全身全霊で競技に向き合い、栄光を掴んだ。
彼がそうであったように、立場は全く異なりますが、自分も常にチャレンジャーでありたい。


そんな今日はどうだっただろうか。
チャレンジ出来ていただろうか。


その日を振り返る時、コートで常に誰よりも挑戦者だった彼の顔を思い出します。


日々小さな挑戦を積み重ね、やがて大きな挑戦ができるよう...


今年アナウンサー3年目。
まだまだまだ3年目です。