鉄道への愛や、その知識の多寡を“鉄分”と表現するなら、
私はずっと貧血グループ。
藤田アナウンサーの鉄道企画に「すごいなあ」と拍手を送りつつも、
遠い世界のことと思ってきたのですが、
今年、なぜか“鉄”に引き寄せられまして。
きっかけは、「ななつ星in九州」をデザインし、「都電リニューアルプロジェクト」にも携わる水戸岡鋭治さんにインタビューする機会を得たこと。
準備のために「日テレ鉄道部」のYouTubeを見たり、鉄道関連の書籍やネット記事を読んだりするうちに、“鉄分補給”が進みました。
作る人、運行する人、そして乗る人。それぞれの思いに触れると、もっと知りたくなるものですね。
私の趣味は日帰り一人旅で、
運転免許を持っていないため、移動は鉄道がメインです。
階段に近いのは何号車?
踊り子号で景色がいい席は?(写真。窓枠に阻まれず海がよく見える!)
伊勢に行くなら名古屋からJR?近鉄?
ネット検索すると、丁寧に解説するページがあり、鉄道旅の魅力を紹介する動画があります。
“鉄分しっかり”な方々のおかげで、私の旅はグンとレベルアップしました。
秋には、行き先がわからない鉄道旅企画にも挑戦。
申し込みの2日後に決まった旅先は、プライベートで訪れるのは初めての新潟でした。
往復の新幹線だけが指定され、あとはフリー。
時間内に新潟を堪能するプラン作りは本当に楽しかった!
藤田アナはもちろん、新潟出身の町田アナ田辺アナにもリサーチし、
ボタンを押さないと開かない在来線のドアに緊張しながらも、
“貧血女性”とは思えない充実一人旅ができました。
そんな経験のおかげでしょうか、
11月の人間ドックでは、なんと鉄不足の指摘なし。
体まで変わった⁉︎と笑ってしまいました。
“鉄仲間”に入れてもらうにはまだまだで、
ようやく貧血を脱しただけのレベルではありますが、
どなたかの愛と知識をちょっとお借りして
来年も旅に出たいと思います。
