January 18, 2000

PICT 「海のオーロラ」制作も最後の追い込み。アニメーションやライトのセッティング、レンダリングを進める一方で、そろそろ音響制作の準備を始めています。

音響制作というのは、音楽、効果音、セリフなどの<音>を作ること。
映画の場合、ドルビーSRとかドルビーデジタルとかDTSデジタルとか、<音>の聞こえ方が異なる方式がいくつかあって、その方式に基づいたダビングをします(ダビングと言ってもコピーのことじゃなくて、音の編集作業のことです。複数の音を合成して一つにすること、ですね)。
すでにセリフは、プレスコといって先に録音を済ませたことは以前のレポートでお知らせしましたが、音楽もワルシャワで録音が完了しました。これからは、映像にあわせていく作業がスタートします。

最近は、DVDを買えば、これまで劇場でしか味わえなかった立体音響を家庭でも楽しむことができるようになってきました。「タイタニック」とか「ツイスター」とか、音だけでシビれる作品も少なくありません。ハリウッド映画は音響制作にとっても労力をかけることで知られていますが、「海のオーロラ」の音響も丁寧にやっていきたいと思ってます。

インターネット係長
kakaricho@ntv.co.jp

追記:正月をはさんで美術設定のブロンズ作品をご覧いただきましたが、その映像が出来上がったので、新しく美術設定メニューを追加しました。上のボタンからどうぞ。音楽の情報についても、またメニューを追加して詳しくご紹介します。

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