毎年クリスマスの時期に、横浜市内の小学校の児童が
“アマモメッセンジャー(アマモに東京湾再生のメッセージを込める者)”として、
横浜市中区・横浜第二合同庁舎内の国土交通省関東地方整備局を訪問し、
海で採取したアマモの種を届けています。

このセレモニーは、2007年からスタートし、今年で19回目となります。
「東京湾UMIプロジェクト」で アマモ場再生活動をしている各企業・団体も招待を受け、
日本テレビは 3年連続で参加をしました。

【セレモニーの概要】
■開催日時 2025年12月24日(水)15:00~16:00
■開催場所 国土交通省関東地方整備局(横浜第二合同庁舎内)
■開催内容 アマモメッセンジャーからのメッセージ、アマモの種の受け渡し 等
■参加者 横浜市立金沢小学校の児童4名、
横浜市立みなとみらい本町小学校の児童10名、
金沢八景-東京湾アマモ場再生会議、NPO法人海辺つくり研究会、
東京湾の環境をよくするために行動する会、ハマの海を想う会、
公益財団法人 日本釣振興会、東京湾UMIプロジェクト協力企業 他

会場を盛り上げるために、今年も“うみスケ”だけでなく、
アマモ場再生に取り組む妖精“アマモン”、
そして 国土交通省関東地方整備局から“仕事猫”が参加。
3体が登場すると、小学生たちは 黄色い声を上げて喜んでおりました!

このセレモニーでは、活動経緯の説明後に
海辺つくり研究会から「2025年・東京湾におけるアマモ場再生活動報告」が行われ
参加した子供たちの 真剣な眼差しで聞き入っていました。

その後、アマモメッセンジャー(金沢小学校 と みなとみらい本町小学校の児童)から
熱のこもった「海との関わりについてのSDGs活動報告」があり、会場を沸かせていました。


小学生の説明に頷きながら 熱心に耳を傾けている
サンタの恰好をした国土交通省関東地方整備局の職員たち。 その姿が印象的でした!

続いて、メインイベント“アマモリレー”の時間です。
アマモメッセンジャー(小学校の児童たち)は 会場の中央に集まり、円の形に並びます。
そして、海で採取したアマモの種を 各自リレー形式でパスをし合い、
サンタの恰好をした国土交通省関東地方整備局副局長へ手渡しをし、アマモリレーは終了!

さらに 『アマモメッセンジャー★2025宣言書』が 小学生から読み上げられ、
副局長へ手渡された瞬間 会場は拍手喝采の嵐となりました。


最後に、アマモメッセンジャー達への感謝の気持ちを伝えるために
国土交通省関東地方整備局 や 各企業・団体から クリスマスプレゼントをお渡しし、
セレモニーは 無事 終わりました。

アマモメッセンジャーから頂いたアマモの種は、
横浜市金沢区「海の公園」側の柴漁港で育苗し
次年度の「東京湾UMIプロジェクト」活動時に使用される予定です。

日本テレビ『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』では、
これからも アマモやワカメの生育活動だけでなく それらの発信を通じて、
引き続き 海の環境保全に取り組んでまいります。