8月4日(月)日本テレビ『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』は
松島湾アマモ場再生会議から「夏休み海辺体験学習イベント」に関するご案内を頂き、
初めて参加しました。

【イベント概要】
◎イベント名:夏休みの海辺体験学習「親子で学ぶ 松島湾の海辺 in 桂島」
◎主催:松島湾アマモ場再生会議 ※2012年2月1日設立
◎目的・狙い:かつて 昭和の高度成長期以前には、宮城県松島湾は“ジャマモク”と呼ばれるほど
湾一帯に“アマモ”が密生しており 豊かな海の象徴でありました。
東日本大震災により 松島湾内のアマモ場は壊滅的に流失し、
海岸漁業へ与える影響が甚大と懸念され、
松島の自然環境保持の面からも 一刻も早いアマモ場の再生が急務となりました。
後世まで 松島湾の豊かな海を残していくために、海を利用する皆様と一緒になり
松島湾の環境復興に向けた活動の一環として、
海辺の楽しさや豊かさ・環境復興の大切さを 親子で学べる本イベントを創出。
◎イベント日時:2025年8月4日(月)
◎活動場所:宮城県塩竃市浦戸諸島「桂島(白崎浜)」
◎参加費:無料
◎集合場所:「マリンゲート塩釜」船乗り場 ※市営汽船乗り場周辺に「アマモ」のノボリ、看板が目印
◎スケジュール 7:00 参加者 受付開始
7:30 出航/汽船で桂島へ向かいます
8:00 桂島桟橋/トイレ アマモの海岸へ小船で移動
8:15 海辺体験活動 開始
(アマモ場&干潟の生き物観察/引き網調査/生き物タッチプール)
10:50 干潟の活動 終了
11:00 桂島桟橋
11:21 桂島出航
12:00 マリンゲート塩釜 船乗り場 解散

まず イベントの参加者29名は マリンゲート塩釜・船乗り場から市営汽船に乗りこみ、
桂島の桟橋まで移動。次に小船に乗り換え 活動場所である桂島 白崎浜へ向かいます。


松島湾のアマモ場は 東日本大震災前と比べ 9割以上が消失したと言われていますが
白崎浜周辺には アマモの群落が点在し 多くの生き物が生息しているとの事。

小船を降り活動場所に向かう子どもたちは「猛暑だったから 海に入ると気持ち良い」
「よっしゃ、テンションが上がってきた」 「引き網体験、楽しみだよね」と大喜び。

参加者は 現地のアマモ場を観察した後、“引き網での生き物調査”を行うことに!
白崎浜は 遠浅の海であるため、150m近くまで<干潮時>網を引き延ばす事が可能。

引き網の中には 想像を超える多くの生き物がいたこともあってか、子供たちから
「フグが獲れてビックリしたよ」 「サンゴタツがいるとは、松島湾スゴイ」と歓声が!

松島湾アマモ場再生会議のメンバーであり、北海道大学で海洋生物を研究していた
まさに“生き物博士”の阿部拓三さん(南三陸ネイチャーセンター研究員)が
引き網で獲れた生き物について解説をすると、現場は 大いに盛り上がりました。

阿部さんが調べたところ
サンゴタツ(タツノオトシゴの仲間)/ヨウジウオ/クロダイ/メジナ/メバル/サヨリ/
ヒメジ/アシシロハゼ/アカオビシマハゼ/ミミズハゼ/ウミタナゴ/ヒガンフグ/
ショウサイフグ/アオリイカ/ヒメイカ/アサリ/マガキ/ツメタガイ/ウミニナ/
ホソウミニナ/スガイ/イシガニ/ガザミ/イソガニ/ヒライソガニ/スネナガイソガニ/
ユビナガホンヤドカリ/テッポウエビ/ハサミアナジャコ/エビジャコ類/
ニセスナホリムシ/ワレカラ類/ヒラムシ類/タマシキゴカイ(卵)/ウズマキゴカイ類/
クラゲ類/ホヤ類など、なんと37を超える生き物を発見!
そのうち、ウミニナ(干潟に住む巻貝)とスネナガイソガニ(アマモ場に住むカニ)は
宮城県の準絶滅危惧に選定されている貴重な生き物でした。
アマモだけでなく、コアマモやタチアマモといった海草も 引き網に入っており、
松島湾アマモ場再生会議のスタッフから
「宮城県も地球温暖化が進んでいるが、
アマモが生えているから 生き物がたくさん生息しているのでしょう!」
と発言していたのを聞き、“アマモ場の保全がいかに大切か”を 改めて知る機会となりました。

日本テレビ『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』では
今後も 日本各地の海の環境改善に繋がるイベントに参加していきたいと思います。
松島湾アマモ場再生会議の皆様、ご協力ありがとうございました!
