「日本テレビ×三浦半島4市1町 ブルーカーボンの取り組み」第2弾は、
神奈川県三浦市三崎町城ケ島で“アマモ播種による藻場造成”を行いました。


【協力】
海辺つくり研究会/水産庁漁港漁場整備部/三浦市経済部海業水産課/
三和漁業協同組合/みうら漁業協同組合諸磯支所/城ケ島ダイビングセンター

【藻場造成の指導役】
木村尚さん(海辺つくり研究会 理事で 海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト学術監修)
岩井克巳さん(海辺つくり研究会 監事で 海域環境改善技術の調査・コンサルタント)
【地元の藻場造成のプロ】
石橋英樹さん(神奈川県三浦市の漁師で 三和漁業協同組合 城ケ島支所理事)「ウミコイ」仲間
木下剛さん (神奈川県三浦市のダイバーで 城ケ島ダイビングセンター 代表取締役会長)
本間功一さん(神奈川県三浦市のダイバーで みうら漁業協同組合諸磯支所 ヨット管理主任)

【九州から!藻場造成の助っ人】
平山孝文さん(長崎県長崎市の漁師でJF全国漁青連 元会長)
川畑友和さん(鹿児島県指宿市の漁師でJF全国漁青連 顧問)「ウミコイ」仲間

砂地の船揚場沖に播くのは、木更津盤洲干潟から分けて頂いた
アマモの種子と 砂と泥を混ぜ合わせた “不織布ガーゼ団子30袋”。
事前に、三和漁業協同組合に ご用意いただきました。


“不織布ガーゼ団子袋”、 “食害などを防ぐ防護ネット(10㍍×10㍍×5㍍の囲い網)”、
“日本製鉄からご提供して頂いた土嚢(藻場造成を助けるビバリー®ユニットが入っている)”を
小船に積み込み、いざ 藻場造成作業がスタート!

続いて、藻場造成メンバーは 海に潜り、
防護ネットを10㍍×10㍍の正方形になるよう 丁寧に網を広げていきます。

その後、囲い網の四隅や一辺の中心部に、埋設利用する土嚢を投入し、整えていきます。
“網の落とし方” や “張り方”などは、
平山さん&川畑さん&石橋さんが培った“定置網漁師の勘や経験”が役に立つそうです。

視察に来ていた水産庁や 三浦市の職員から
「日本トップクラスの藻場造成作業、とても勉強になり 感動します!」
と、感嘆の声が上がっていました。

最後に、アマモの種子が入った“不織布ガーゼ団子袋”を投入し、
およそ1時間半で 藻場造成作業は無事終了。


ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました!
早ければ 今年中にアマモの芽が見られるかもしれないとの事、期待したいです。


引き続き『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』にご期待ください。