日本テレビは、2023年度より 東京湾の環境改善に取り組むため、
国土交通省「東京湾UMIプロジェクト」の協力企業となり
年間を通じて アマモ場再生活動に取り組んでいます。


2025年11月3日(月・祝)午後に、日本テレビグループ ・ 「ウミコイ」パートナー企業 ・
日本テレビのブルーカーボンプロジェクトをサポートする協力者など総勢100名が
横浜市金沢区「海の公園」に集まり、アマモ場の種まき作業を行いました。
会場に うみスケ と アマモン が応援にかけつけると、子供たちが集まってきて、
「写真を撮影してください」 「会いたかった♥うみスケとアマモン」 といった歓声が!


皆さん、とても良い笑顔ですね!

開会式では、イベントの楽しみ方を説明した後、


運営担当の海辺つくり研究会から、種まきイベントに関する作業の流れだけでなく
アマモ場再生の意義について詳しい解説がありました。
小さな子供から 大人まで 熱心に耳を傾けていたのが印象的でした!

今年度の播種方法は、昨年に引き続き 生分解性不織布のお茶パックの中に
アマモの種と 現地で採取した砂と泥を混ぜ合わせ、
最後に それをダイバーへ渡し 海底に埋めてもらうやり方です。

まずは 不織布パックの中に 米粒程度のアマモの種5~6粒を
ピンセットを使って入れていきます。

アマモの種が入ったパックに イラストを描きたい子供たちは 外の広場に集合し
色マジックを使い 各々好きなキャラクターを描きました。

続いて、パックの中に 砂と泥を加えます。

およそ1時間かけ、アマモの種840粒を使い、150パックを作り上げました。

そして、このパックを海辺へ持っていき、専門のダイバーへ渡します。


参加者は、ダイバーが 水深2mほどの海底に アマモの種パックを沈める様子を
水中カメラを使い TVモニターで観察。

TVモニターに映し出された映像を、興味津々に見入っていました。

イベントはまだまだ続きます!海辺つくり研究会のはからいで、
海の公園の海域に生息する生き物 や プランクトンの観察会が行われました。


子どもたちは 生き物を触り 大はしゃぎ!
大人たちからは「プランクトンを見るのは、30年ぶり!学びあるイベントは楽しいなぁ」
「横浜・海の公園の生き物に触れる事で、保全活動の重要性を改めて感じました」
というコメントが出るなど、会場は熱気に包まれ 大いに盛り上がりました。

「海の公園」に播いたアマモの種子は、海中で芽吹き、来年春に 花を咲かせます。

こういった環境活動は 地道にコツコツ続けることが大切です。
日本テレビでは、これからも 未来への種を植える活動を増やし、
続けていきたいと考えております。