ぶらり途中下車の旅

競馬の騎手を育てたり、馬術を教える馬事公苑では、若年層や地域の人々への馬事の普及のために、様々な取り組みが行われています。
そのうちの一つが、小学校５年生から中学校２年生で編成される弦巻スポーツ少年団という、日本で唯一の子ども達による軽乗チーム。
軽乗とは、手綱や鞍の付いていない馬に乗りながら様々な技を披露するもの。
走っている馬の上では、手を離すだけでも困難で、練習中馬から落ちてしまうこともしばしば。しかし子どもたちは、怖い気持ちよりも技を完成させたいという気持ちが強く、将来、馬に関係する職業に就きたいという夢も抱いているのだそう。
月１回程度、馬事公苑で開かれている「馬に親しむ日」では、軽乗の他、体験乗馬や馬のショーなども行われています。