ぶらり途中下車の旅

北イタリアのトレンティーノ＝アルト・アディジェ州（南チロル）
の郷土料理を提供するレストラン。
海から遠い山の中の貧しい地域です。
シェフ・三輪学さんは、東京農工大学工学部卒業。
在学中に飲食店のアルバイトで料理の奥深さのとりこに。
卒業後、都内のレストランで修行。その後渡伊。
『肉料理を勉強したい』理由から、魚料理が盛んではない北イタリアで働く事に。
そこで、日本では未開拓の「南チロル地方」の郷土料理の数々に魅せられ、
約２年間の南チロル地方修行後、
都内で再度腕を磨き、生まれた世田谷で開店しました。
南チロル地方には特有のパスタがあります。
カネーデルリというパスタは、
食卓の中であまったパンを刻み、丸めたもので
南チロル地方の貧しい生活の中から生まれた家庭料理です。
スペッツレというパスタは小麦粉の生地に野菜を練りこみ、小さな団子状にしたもの。
ソースが少なくてもいいように工夫されたパスタです。