ぶらり途中下車の旅

普段自転車置き場を営む鈴木さんは、暇な時間に木工作品の製作を行っています。
もともと、小さいころから木工が好きで、小学生の時に作った観音様をお母様に褒められたことで木工に興味を持ち始めたのだそう。高校三年生のときに彫刻作品で文部科学大臣賞を受賞するほどの腕前です。
組木のおもちゃは、自分の子供に安全・安心なおもちゃで遊んでほしいと思い作り始めました。
組木のおもちゃで遊んでいるときに、木をずらしたら立体に見えることに気づき、童話や浮世絵を立体に作る木製の絵画を作り始めました。立体にする部分をパーツごとに切りだし、裏に当て木をして立体感を出しています。
最新作は、江戸図屏風に描かれた昔の鴻巣の様子である「鴻巣御殿と街のにぎわい」です。
この作品は、２０００個ほどのパーツからなっており、資料集めから完成まで約１年かけて作り上げた超大作です。