ぶらり途中下車の旅

キッチンジローの創業者・小林二郎さん。
手で剥いていた“たまねぎ”の数は、必然的に多くなり、
従業員から「手でむくのは臭い・手が荒れる・目がしみる」
などの文句が出て辞めてしまう人もいたそう。
お父さんや、おじいさんが町工場をやっていた血筋からか、
“玉葱皮剥機”を作ることを決意。
根を取るのに３年、へたを切るのに５年、
層になっている皮を剥ぐのに９年の歳月。
今では、タマネギをセットしボタンを押すだけで、
根・ヘタ取りと皮剥きを1台で同時除去する機械が完成。
１個に要する時間は３.９秒、１時間に約９００個も処理することができます。
他にも、作ってしまったものがあるそうで…
おじいさんが群馬から東京に出てくる時に、
母親の実家の埼玉から誘って来た３０人の女性達に、
手打ちうどんを作らせて卸売りを始めたことから、
うどん作りのＤＮＡもあるとのこと。
うどん製造場もある東京深川の名前を付けた「東京深川手延うどん」です。
粉の香りがし、滑らかな食感とコシがでるそうでた、喉越しのいいうどんです。
「東京深川手延うどん」は、オンラインショップやデパートで購入が可能です。