ぶらり途中下車の旅

きじ亭は、40年以上前に創業したきじ料理専門店。
ご主人の小林英樹さんのお父さんが、民宿を営んでいた頃から
富士山の裾野は、きじ猟が盛んな場所でした。
ご主人のお父さんが、ある日、
自分で仕留めたきじが美味しかったので、お客さんに出したところ大好評。
それならと、自分で繁殖させ養殖し、きじ料理専門店にしたそうです。
きじ亭では、きじのムネの肉を使った山梨名物の「ほうとう」や、
ササミ肉のきじ刺や、炙ったきじの肉が入ったきじ酒などがあります。
江戸時代には、最もポピュラーな鳥肉としてよく食べられていたきじの肉。
今では、一部の専門店でしか食べられなくなりました。
きじの肉は、ササミやムネの肉、手羽など、料理によって部位を使い分ける事が出来ます。
きじは、日本の国鳥。「きじ酒」は、皇室のお正月に、お屠蘇として飲まれているそうです。