ぶらり途中下車の旅

敷居を低くしようと「イタリア式食堂」と名付け、１９９６年にオープンしたレストラン。
こだわりは自作の薪窯。
ガスオーブンより高温を出す事ができ、赤外線効果が強い薪窯は、
食材の外をカリッと焼き上げて旨みを封じ込め、なおかつ内部に火が通ります。
こちらではパンや肉、魚を焼くのにも薪窯を使っています。
薪は主に、近所から分けてもらう久喜名産の梨の木。
余った木材は無駄にしないようにチェーンソーカービングの材料にして、
店の表に置いたり看板にして人に譲ったりしています。
また、主人の思いは「ノスタルジックな気分に浸ってゆっくり食事を楽しんで欲しい」という事。
その為の薪割り体験であり、窓から見える田園風景なのだそう。
わざわざ、ピザ半額という特典をつけて、体験を促しています。
実際、薪割りに夢中になって心地いい気分に浸れたとか、
窯の火を眺めているだけで何だか落ち着いたという人もいるそうです。
この秋おすすめのピザは「松茸入り 秋の味覚ピザ」。
マツタケをはじめ、秋のキノコをドーム状のピザに閉じ込めて、香りと味を楽しむ一品です。