ぶらり途中下車の旅

東京オリンピックの年に集団就職で入った製本会社。
当時はどの製本会社も機械ではなく手作りでした。
田中さんは製本の仕方を当然熟知。
当時、田中さんの担当は「束見本（つかみぼん）」という、
出版する前にサイズや触り心地をチェックするためのダミー本を作ることでした。
お気に入りの本を好きな表紙に仕立てることや、ノートを作ることなんてお手の物！
定年後も作り続けようと、毎日自宅の工房で一点一点手で仕上げています。
フリーマーケットなどで販売しています。