STORY

#9
最終回前話!父親は誰…?禁断の過去が明かされる!
2025.6.15

美和(川栄李奈)と真田(山田涼介)の熱愛報道に続き、美和の正体が“オオサンショウウオ事件を起こした元天才子役・神田川美和”だったことまで明るみに出て、TOYOプロは大炎上!タレントたちの仕事は激減し、芸能4部は“ゾンビ化”状態に。

そんな中、犀川(安田顕)が美和に命じたのは、「TOYOプロ主催の舞台『愛おしい子』をプロデューサーとして立て直せ」という無謀なミッション。元々は玲子(吉瀬美智子)が企画した舞台だったが、事務所の一連の不祥事を受けて主演俳優は降板。スポンサーは撤退し、キャストやスタッフも次々と離脱。舞台は崩壊寸前だった。

それでも諦めない美和は関係各所に頭を下げて奔走。最後に頼ったのは、17年前、自分をかばってくれた伝説の大女優・朝倉紫乃(寺島しのぶ)だった。一度は芸能界を引退した彼女に、美和は「主演をやってください」と復帰を願い出るが、紫乃は冷たく拒絶。

美和は思い悩むー「紫乃さんが引退したのは、自分があの事件を起こしたせいではないか」。だがその矢先、衝撃の事実を知る。――紫乃と犀川の間には“子ども”がいた。紫乃が芸能界を突然去ったのは、出産と育児のためだったのではと察した美和は、「もういいじゃないですか。誰かのために我慢する人生は」と訴える。だが紫乃は「私の引退は、美和や犀川とは関係ない」と言い放つ。

主演も見つからず、紫乃からも突き放され、落ち込む美和のもとに現れた真田。些細なことからすれ違いが続いていた2人は、あらためて互いの本心を伝え合い、心を通わせる。

もう一度紫乃を説得することを決めた美和は再び紫乃に向き合い、真正面から言葉をぶつける。「TOYOプロがどうなろうと関係ない。私は、あなたの芝居が見たい。」

紫乃はその場を立ち去る――。

そして翌日。主役不在のまま迎えた稽古場に颯爽と現れたのは紫乃だった。ついに、彼女は舞台への復帰を決意したのだ。紫乃の登場によって、止まっていた歯車がゆっくりと動き始める。

次回はいよいよ最終回。TOYOプロ・芸能4部のタレントたちの運命は?美和と真田の「叶えない恋」の行方は?犀川の行動の裏に隠された“本当の目的”とは?そして美和が最後に選んだ道はー?

人生リベンジ!運命の舞台が、ついに幕を開ける――!