真っ白に覆われた雪の中で、ようやく見つけたこの地方の伝統野菜。 秋までに60cmほどに生長し、そのときに収穫を迎える。だが、ここからワラで覆い雪が降り積もるのを待つ。収穫は年明けから3月にかけて行われるが、この雪に隠れている「とう立ち」の期間に、葉にあった栄養が茎へと行き渡り、その独特の辛味と甘味が生まれる。


そのルーツは未だ謎とされる雪菜だが、東北地方では古来から栽培されており、冬の貴重な食料として親しまれてきた。 その味を左右するのは雪に覆われる「とう立ち」の時期。しっかり雪が積もり少なくとも60cm以上の積雪とならなければうまくいかないのだという。実際、この撮影を行ったとき雪菜までの積雪は1m以上もあったのだった。