紅葉で有名な箕面山ならではのおやつ。「天ぷら」といってもかりんとうのように似ており、やさしい甘さと香ばしさが特徴の懐かしい味。
昔、修験の場でもあった箕面山で修験者たちもみじの美しさを称えて客に振舞ったのが起源といわれており、今も箕面山の道端で「もみじの天ぷら」を揚げている店が沢山ある。

大阪府の箕面市に構える箕面山は紅葉のシーズンを迎えると12種類、5000本ものモミジの木が一斉に色づき、年間120万人もの観光客が訪れる紅葉の名所。
このような理由から、もみじが街のシンボルマークにもなっており、マンホール、看板など様々な所でモミジを見ることができる。

作り方
材料 もみじの塩漬け 数枚、小麦粉 適量、水 小麦粉が耳たぶ程度の固さになる分量、ザラメ砂糖 適量、白ゴマ 少々
@ 小麦粉、水、ザラメ砂糖、白ゴマをボールに入れる。
A ボール内で耳たぶくらいの硬さになるくらいまで水を加えながら混ぜる。
B もみじの葉をその中に入れて、うまい具合に葉を開かせた状態で揚げる。
C 弱火で待つこと17分、キツネ色になれば完成。
※ポイント@…特製の大きな鍋でじっくり時間をかけて揚げないといけない。
※ポイントA…温度調整はもみじの天ぷらを揚げる量で調節するため、熟練の技が必要。