血の池地獄の赤い泥を使った天然の軟膏。
泥に含まれる主成分の二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化鉄などに薬用作用があり、戦時中は兵士が傷の幹部に血の池の泥を直接塗って治していた。
湿疹・田虫・水虫・しらくも・しもやけ・やけど・ひび・あかぎれに効果がある。

豊後風土記に「赤湯泉(あかゆ)」と記され1300年以上前から存在した、日本最古の天然地獄。池の赤色は温泉の泥に含まれる赤鉄鉱によるもので、池の水そのものは無色透明である。また、国指定名勝にも選ばれており別府屈指の観光地となっている。