球磨焼酎の蔵元・大和一酒造で作られている焼酎。
現社長の二代目が昭和51年、敷地内に沸く温泉水の有効成分を損なわずに焼酎作りに利用できないかと、10年間試行錯誤を繰り返し、昭和61年誕生した。
温泉水を仕込から割り水まで全ての工程で使用している。
弱アルカリ性の温泉水を利用した焼酎は、常圧蒸留で原料の風味を引き出し、半年間の貯蔵を経て、まろやかで飲みやすい焼酎となる。

球磨焼酎は500年の伝統に磨かれた焼酎。
人吉地方には28軒の蔵元があり、約140の銘柄を作っている。
国際的に通用する酒類の「地理的表示を保護する法律」により、日本で初めて世界に通用するブランドとなった。球磨地方の豊富な清水と豊かな土壌で育まれた米を原料としている。