マンボウの茶釜は、マンボウの卵巣。名前の由来は、その形が茶釜に似ているため。
船の上で解体し、茶釜(卵巣)を取り出す。鮮度が落ちやすく、消費は地元が中心。
地元漁師さん流の食べ方は、タンパク質豊富な茶釜(卵巣)に、酢味噌をかけてシンプルに。

三陸沖は、世界三大漁場の一つで、カツオ、サバ、サンマなどの定置網漁で知られる。
そこで水揚げされるマンボウは、夏季のみ暖流に乗って回遊してくる。
マンボウ専門の漁をするわけではなく、水温が高いこの時期、定置網に偶然かかった時しか入手できない。食べられる茶釜(卵巣)は、大きさ2mを超えるマンボウの卵巣で、大きい物になると10kgを超えるものも。
卵巣の中には2億から3億個もの卵が詰まっている。

作り方
@ 茶釜(卵巣)を切って茹でる
A 茹で上がったら一口大に切り、酢味噌をかけて完成!