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「一株食べると1日長生きする」という伝承を持つ長命草。沖縄県が定めた「おきなわ伝統的農産物」のひとつ。
主に家庭では、ミミガーのピーナッツ味噌和えや長命草の天ぷらにして食べられたり、刺身のつま、ミキサーにかけて青汁にして飲まれたりしている。
石垣市の八重山そば本舗島胡椒(ぴぱーつ)では、麺に長命草を練り込み、カツオだしのスープで頂く長命草そばがある。 |
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標準和名はボタンボウフウ。海岸線に自生する事が多く、茎は直立して高さ1m くらいほどにまで生育する。葉は丸みを帯び、やや白っぽい緑色で、1年中自生しており、ハーブ系に近い独特な香りを持ち、味には苦みがある。
ビタミンA、B2、C、E、カロテンを多く含んでおり、その高い栄養価ゆえに古くから薬草のように用いられてきた。ポリフェノール(クロロゲンとルチン)が、にんじんの6倍、ナスの7倍と豊富に含まれており、抗酸化作用・美肌作用・動脈硬化・高血圧・リウマチ・神経痛などに効くとされる。
作り方
@小麦粉3kg に対して長命草を180g ミキサーにかけたものを混ぜ込み、その後生地を伸ばして麺状に裁断する。
Aそばは熱湯で2分半茹で、その後自然に乾かしながら油をまぶす。
B麺についた油をさっと湯に通して落とし、豚肉、かまぼこを乗せ、かつおダシのスープをかけて完成。 |
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