チューリッヒの駅に向かい歩く長瀬、ふと気になったのは道ばたに立つ銅像だった。
その女性の間には小さな噴水が湧き出していた。
長瀬「・・・・・・」
しばらく見つめていた長瀬、像のすきまに首をつっこみ水を飲もうとするが、
長瀬「入んねぇよ!!」

この像が水飲み場として作られたかどうかはわからないが、長瀬はどうしても飲まなければ気がすまなかった。
長瀬「いってぇ!!」
そんな長瀬、頭を挟みながらもなんとか水にありつき、
長瀬「これはご利益あるよ」
この水に長瀬がこだわったワケ、それはこれから始まる長い旅に備え、ゲンを担いでおきたかったからであった。